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まほろ公園で、ふりむけば

出版社名 偕成社
出版年月 2025年1月
ISBNコード 978-4-03-530620-7
4-03-530620-7
税込価格 1,540円
頁数・縦 159P 19cm

商品内容

要旨

ごくふつうの公園からはじまる5つのふしぎ。町と人の思い出がひびきあうあたたかな短編集。

出版社・メーカーコメント

町にねむる思い出と子どもたちがであったとき、ごくふつうの公園ではじまる5つのふしぎな物語。キミコに植えこみの奥から声をかけてきたのは、草を編んだお面をつけた人。ふしぎなことをたのまれます。「草のお面」マユがおじいちゃんと歩いていたら、グラウンドの真ん中に古い電話ボックスがありました。電話のベルが鳴りはじめます。「もしもし、もしもし」ピアノのレッスンに気乗りしないナオキは、誰もいない公園でふしぎな女の子と出会います。「雪空ピアノ」公園に集まった、たくさんの人。結婚式、それともなにかの撮影でしょうか。近づくと、おじいさんに声をかけられます。「アルバム図書館」小さな翼をもつペガサスのメメに乗って、ショウタはどこかなつかしい場所へやってきます。「メメ」今では、「まほろ公園」という名前は知っていても、その意味がわかる人は、あまりいないかもしれません。 だいたい、まほろ公園で遊んでいる子のほとんどは、”まほろ”の意味を”まぼろし”のことだとかんちがいしているようです。 なかには「まぼろし公園」とよぶ子もいます。 文字が、にているからでしょうか。 それとも、ほんとうに”まぼろし”を見た人がいるからなのでしょうか……(本文より)

著者紹介

藤重 ヒカル (フジシゲ ヒカル)  
千葉県我孫子市生まれ。武蔵野美術大学造形学部建築学科卒業後、建築インテリアの仕事に従事。そのかたわら、飯野和好氏に師事、絵本・童話をかきはじめる。『日小見不思議草紙』で日本児童文学者協会・新人賞受賞、ミュンヘン国際児童図書館ホワイトレイブンズ選定。日本児童文学者協会会員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)