プルードンの時代 金融資本主義を超えて
出版社名 | ぱる出版 |
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出版年月 | 2025年2月 |
ISBNコード |
978-4-8272-1460-4
(4-8272-1460-3) |
税込価格 | 2,640円 |
頁数・縦 | 237P 19cm |
商品内容
要旨 |
「所有とは窃盗である」という命題によって一大センセーションを巻き起こし、『貧困の哲学』でマルクスの反発を招き(『哲学の貧困』)、現代史の原点と言われる二月革命(一八四八年)を生きたP=J・プルードン。彼は「人民銀行」を創設し、金融の支配と大企業の専横に抵抗した。また、地方の出身に誇りを持ち、ジャコバン的国家に対しコミューンの自治を求めたアナーキズムの父でもある。いまブルードンは、ネオ・リベラリズムのグローバル化を経て末期的症状を呈しつつある資本主義に代わる新たなオルタナティヴを求めて甦る。 |
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目次 |
はじめに 現代性の歪み |