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近代女子教育といけ花・茶の湯 日本・キリスト教主義・植民地

出版社名 吉川弘文館
出版年月 2025年2月
ISBNコード 978-4-642-03940-6
4-642-03940-6
税込価格 14,300円
頁数・縦 420,6P 22cm

商品内容

要旨

いけ花・茶の湯は礼儀作法とともに、近代女子教育といかなる関係を構築しつつ受容されたのか。国内・基督教主義のみならず、台湾・朝鮮・樺太・満洲・サイパン・青島も対象に分析。教育法令の検討に加え、各校校友会誌・卒業写真帖・日記・文芸・新聞・雑誌の博捜や聞き取り調査から実態に迫り、いけ花・茶の湯が担った役割を学際的に現出させる。

目次

いけ花・茶の湯と近代日本
第1部 日本国内(内地)における受容(近代女子教育における展開
キリスト教主義の女学校)
第2部 台湾・朝鮮(外地)における受容と戦後(台湾
朝鮮
戦後の台湾と韓国のいけ花)
第3部 植民地(外地)の諸相(樺太
満洲
サイパン
青島)
文化を浸潤させる帝国のメディア

著者紹介

小林 善帆 (コバヤシ ヨシホ)  
1958年岐阜県に生まれる。現在、立命館大学衣笠総合研究機構客員研究員、京都芸術大学非常勤講師、神戸女学院大学外部講師、国際いけ花学会参与(初代会長)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)