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カフェの世界史

SB新書 683

出版社名 SBクリエイティブ
出版年月 2025年2月
ISBNコード 978-4-8156-2882-6
4-8156-2882-3
税込価格 1,100円
頁数・縦 334P 18cm

商品内容

要旨

私たちが普段身近に楽しんでいるカフェ。また、カフェはもちろん、さまざまなところで楽しまれているコーヒーや茶、お菓子。それらの裏側には、どんな歴史的ルーツ、文化的背景があるのだろうか。一杯や一口がもっと美味しくなる教養を、カフェ巡りを趣味とする研究者が書き下ろす。大航海時代から現代まで、カフェとともに歩んできた人類の足跡を追う新たな歴史案内、ここに誕生。カフェを愛する全ての人必読。

目次

第1章 ヨーロッパに喫茶文化がやってきた
第2章 革命前夜のカフェと喫茶習慣
第3章 万博と美術館とカフェ
第4章 激動の20世紀前半とカフェタイム
第5章 多様化する20世紀後半のコーヒーライフ
第6章 グローバルとローカル、カフェはいつもそこに

出版社・メーカーコメント

一杯が豊かになる、新たな歴史案内 普段身近に楽しんでいるカフェというものは、どのような歴史的なルーツを持っているのか、どのような文化的背景とつながっているのか、飲み物とお菓子を片手に「なるほど」と思えるような、いつものカフェタイムがちょっと楽しくなるような世界史の話。noteフォロワー1.7万人、イタリアからカフェや美術館について発信を続ける気鋭の研究者、渾身の初著書。装画:藤田嗣治《カフェにて》1949 ※権利者の許諾を得て使用しています※ ザッハトルテはアルプスを越え、バームクーヘンは海を越えた。ロンドンのコーヒーハウスは社会を変えた。パリのカフェは芸術を支えた。カフェ誕生前夜から、現代の最新事情まで。カフェとそれを取り巻く飲み物やお菓子を切り口にした歴史案内。

著者紹介

増永 菜生 (マスナガ ナオ)  
福井県生まれ。2017年よりイタリア・ミラノ在住。専門はルネサンス期イタリア史。京都大学文学部、同文学研究科修士課程を経て、一橋大学大学院博士課程単位取得満期退学。2021年から現在まで、ローマ第一大学サピエンツァ博士課程在学。カフェや美術館を巡るのを趣味とする。本書が初著書となる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)