日本の国民皆保険
ちくま新書 1844
出版社名 | 筑摩書房 |
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出版年月 | 2025年2月 |
ISBNコード |
978-4-480-07672-4
(4-480-07672-7) |
税込価格 | 1,210円 |
頁数・縦 | 346P 18cm |
商品内容
要旨 |
わが国は一九六一年に国民皆保険を実現し、高度経済成長が終わる七三年まで給付の拡充を図った。しかし、社会経済が右肩下がりになれば、国民皆保険が形骸化するおそれがある。この危機を乗り越える鍵は歴史の中にある。社会保険方式、被用者保険と国民健康保険の二本建て、独立型の後期高齢者医療制度という日本独自の仕組みは、なぜ、どのように生まれたのか。基本に立ち返ることで、真に守るべきものが見えてくる。医療政策の第一人者が、国民皆保険の構造と軌跡を明らかにし今後の展望を描く。 |
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目次 |
1部 構造(日本の医療制度の特徴と概要 |
出版社・メーカーコメント
国民皆保険は、先人の知恵と苦労の結晶だ。少子高齢化が進み、先行きが不透明な今、複雑な制度の歴史と構造を究明し、日本の医療政策の展望を描く。