海とサルデーニャ 紀行・イタリアの島
ちくま学芸文庫 ロ4−2
| 出版社名 | 筑摩書房 |
|---|---|
| 出版年月 | 2025年2月 |
| ISBNコード |
978-4-480-51283-3
(4-480-51283-7) |
| 税込価格 | 1,540円 |
| 頁数・縦 | 355P 15cm |
商品内容
| 要旨 |
「薄曇りの夜空のひろがるその下で、はるかかなたイオニア海の水平線に、金属が溶けあうように曙光がさしはじめた。よしと、一杯の紅茶とトーストのかけらを飲みこんだ」。1921年1月、作家は妻“女王蜂”を伴い、居住していたシチリアからサルデーニャに向けて旅立つ。近代化のさなかにあっていまだ野性味を残す島の自然と人々。市場の野菜。山々を行く汽車とバス。だがこの島にも第一次世界大戦後の世情が影を落とし…。作家は確かな直感と観察によって、旅の跡を活き活きと書き綴る。本文庫では原書初版で削除された箇所を復元。ロレンス文学の頂点と評される傑作旅行記を名訳で。 |
|---|---|
| 目次 |
1 パレルモまで |



出版社・メーカーコメント
1921年1月、作家は妻を伴い、シチリアからサルデーニャへと旅立つ。躍動感溢れる筆致で描かれる孤高の島の自然と人々。五官を震わせる名紀行。