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すばらしい空の見つけかた

出版社名 草思社
出版年月 2025年2月
ISBNコード 978-4-7942-2763-8
4-7942-2763-9
税込価格 2,200円
頁数・縦 95P 20×20cm

商品内容

要旨

見上げればいつもそこにある空が、時折、驚くような美しさや、不思議な姿を見せることがある。数十年にわたって、そのような「すばらしい空」を追い求めてきた著者が撮影した、珠玉の写真40点あまりを、見開きに1点ずつ掲載。それら空の現象の科学を解説する。

目次

第1章 雲・雨・雪・雷(五重の笠雲 五重塔のような雲を生んだ風の正体
雲海と地球影とビーナスベルト 地球が丸いからこそ見られる現象
笠雲の夕焼け 雲に赤いリングができたのはなぜ? ほか)
第2章 不思議な光・光の不思議(立山連峰と大きな虹 神聖な山での神秘的な虹との出会い
ウユニ塩湖の積乱雲 湖が波ひとつない水鏡となる理由
グリーンフラッシュ 太陽が沈み切る瞬間に見える緑の光 ほか)
第3章 高い空・月・太陽・宇宙(空に広がるオーロラ オーロラが近づいて去っていくまで
夜光雲 地球大気の変化を表す雲
スプライト 落雷時に数十km上空で光る「妖精」 ほか)

出版社・メーカーコメント

空がときに見せる、すばらしい色、かたち、輝き。美しい写真とともに、その科学を解説。見上げればいつもそこにある空が、時折、驚くような美しさや、不思議な姿を見せることがある。数十年にわたって、そのような「すばらしい空」を追い求めてきた著者が撮影した、珠玉の写真40点あまりを、見開きに1点ずつ掲載。それら空の現象の科学を解説する。◎感動の「空コレクション」前線通過の雲−−文字通り「線」状の雲が迫ってくるブルースターター−−雷とともに雲上で起こる発光現象煙と熱積雲−−雲の科学的分類に新しく加わった雲立山連峰と大きな虹−−神聖な山での神秘的な虹との出会いグリーンフラッシュ−−太陽が沈みきる瞬間に見える緑の光月虹−−月夜で雨のときにしか見られない富士山から見た落雷−−雷を見下ろす不思議な光景皆既月食中の天王星食−−太陽と地球と月と天王星が直線上に飛行機から撮影したオーロラ−−スマホできれいに撮れることもあるロケット雲と富士山−−日没後、高度数十kmで輝いた光の帯流星痕−−空に浮かぶ光のすじが曲がりくねる青天の霹靂−−晴れた空の下でも落雷は起こる…………ほか

著者紹介

武田 康男 (タケダ ヤスオ)  
1960年東京都生まれ。東北大学理学部卒業。元高校教諭、第50次南極観測越冬隊員。大学で客員教授、非常勤講師として、地学を教えている。気象予報士。空の写真家、空の探検家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)