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思春期センサー 子どもの感度、大人の感度

出版社名 岩波書店
出版年月 2025年3月
ISBNコード 978-4-00-061684-3
4-00-061684-6
税込価格 2,200円
頁数・縦 200P 19cm

商品内容

要旨

「子どもが何を考えているのかまったくわからない」「自分の思春期とまったく違う」―。今を生きる思春期のこころは何に揺れている?「いつメンは友だちじゃない」「いつメンはインフラ」「キャラかぶりはNG」「世界中にいじめられてると知られた」…。空気を敏感に察知し友だち関係に腐心、SNSに縛られる子どもたち。日常と非日常を往還し、ときに劇的な変化を見せる姿に出会ってきた臨床家がエピソード豊かに描き出す、今どきの思春期。

目次

1(思春期をとりまく現状から
学校でのいつメンとネットでの親友
「解離っぽい」ことの裏側にあるもの
ネットと思春期センサー)
2(消え去る女性のイメージ
外からの力で生まれる物語
私も知らない「私」の「秘密」
異界につながる想像力)
3(自己感覚を発見するとき
思春期センサーの目盛り)

出版社・メーカーコメント

「いつメンはいるけど友達じゃない」「いつメンはインフラ」「キャラかぶりはNG」「世界中にいじめられてると知られた」……。空気を敏感に察知し友達関係に腐心、SNSに縛られる子どもたち。日常と非日常を往還し、ときに劇的な変化を見せる姿に出会ってきた臨床家がエピソード豊かに描き出す、今どきの思春期。

著者紹介

岩宮 恵子 (イワミヤ ケイコ)  
臨床心理士、公認心理師。聖心女子大学文学部卒業後、鳥取大学医学部精神神経科研究生を経て、2001年島根大学教育学部准教授。2006年同教授。2017年より島根大学人間科学部開設に伴い、同学部心理学コース教授。島根大学こころとそだちの相談センター長兼務。1995年よりスクールカウンセラーとして小・中・高校に派遣され豊富な臨床経験をもっている。京都大学博士(教育学)。2025年3月をもって島根大学を退任、個人のカウンセリングルームを開設予定(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)