死んだら永遠に休めます
出版社名 | 朝日新聞出版 |
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出版年月 | 2025年2月 |
ISBNコード |
978-4-02-252017-3
(4-02-252017-5) |
税込価格 | 1,870円 |
頁数・縦 | 346P 19cm |
NetGalley 会員レビュー
おすすめ度 『怖い』 理不尽に繰り返されるパワハラ。確証もなく犯罪者扱いする周りの社員。精神的に追い込まれて仕事にいくこと“しか”できないのに『仕事に行く元気がある』と怪しがる警察。そして最後の………。読んだ時に背中にぞくりと震えが走った。
おすすめ度 人間の悪い所をとことん表現した物語だ。登場人物1人1人に会いに行って、色々と言いたい。 でも、自分の感情のグラデーションがはっきりとする爽快感、未来だけは味方であると感じられる読後感に救われて、自然と読み返してしまう。 侘び寂びを漂わせる表現力に新たな鼓動を感じる。私は生きるために、この物語を読み続ける。
おすすめ度 この物語を知ってしまった後の、気持ちの置き場って、、、と、思わず絶句してしまいそうなほど、これまでのミステリ界を揺るがすようなものでいて、かつ「生きるために働くすべての人が読むべき」作品でした。地球で「働く」という行為をしている「あなた」は、絶対に読むべき。この作品、全人類、読んだら永遠に癖になります。 上記レビューの提供元:NetGalley(株式会社メディアドゥ) NetGalleyとは、本を応援するWEBサイトです。 |
商品内容
要旨 |
28歳の限界会社員・青瀬は、無能なパワハラ上司・前川に苦しめられながら毎日深夜まで働き詰めの生活を送っていた。そんなある日、「失踪宣言」と共に突然前川は姿を消す。突如訪れた平穏も束の間、前川から続けざまに届いたメールには「私は殺されました」と書かれ、容疑者として総務経理本部全員の名前が並んでいた。青瀬は妙に頭の冴える派遣社員・仁菜と共に真相解明に取り組むのだが…。あなたはこの真相を受け入れられますか? |
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出版社・メーカーコメント
死んでほしいと思っていたパワハラ上司が死んだらしい。容疑者は−−部下、全員。無能なパワハラ上司に苦しめられながら毎日深夜まで働き詰めの生活を送る28 歳の主人公・青瀬。突然失踪したパワハラ上司・前川から届いたメールの件名は「私は殺されました」。本文には容疑者候補として「総務経理本部」全員の名前があった。限界会社員・青瀬と妙に頭の冴える派遣社員・仁菜は二人で真相解明に取り組むのだが……。発売前から「一気読み」「怖すぎる」と話題沸騰の、新しいストーリーテラーがおくる恐怖の”限界会社員ミステリ”!********知りたくなかったこんな真相なら。仕事で疲れ、心が死んでしまったら、人は悪魔になってしまうのか。限界が悲劇を起こす。がんばれよ、青瀬。ジュンク堂書店滋賀草津店 山中真理さん 限界アラサー会社員・青瀬は、きっとあなたの近くにもいる。予想を裏切り続ける展開に振り回されるべし!啓文社岡山本店 三島政幸さん 超絶パワハラ上司。いつまでも終わらないたくさんの仕事。そんな環境を諦めて死んだ目をしている同僚たち。どうして私はこんな救いようのない会社にいるのだろうか………?絶対に働きたくない職場で繰り広げられる人間模様の渦に、あなたの理性が試される。ぜひ最後のページまで見届けてほしい。大盛堂書店 山本亮さん 雪に閉ざされた山荘じゃなくても、絶海の孤島じゃなくても、ヒトを極限状態に陥らせることはかくもたやすいものか……。思い込み厳禁の社畜ミステリ!!佐賀之書店 本間悠さん 何のために働くのか。自分の居場所はどこなのか。生きることが麻痺していないか。人の命の尊さを問い、社会問題への警鐘を打ち鳴らす、課題書だ。紀伊國屋書店福岡本店 宗岡敦子さん 職場の人間関係がこんなにもおぞましいとは・・・(怖) タダならぬ空気が全編から漂い、胸騒ぎが止まらない! パワフルにしてハラハラドキドキの展開が最高。これぞまさしく「パワハラ」文学だ!ブックジャーナリスト 内田剛さん 限界のその先を見た! 社会への警鐘が軽快に描かれたノンストップミステリー!うさぎや矢板店 山田恵理子さん 「逃げる」という選択肢はなく、「このまま生きる」か「死ぬ」かの二択しかない。最初から最後までずっと胸糞悪い。なんなんだこれは。紀伊國屋書店梅田本店 小泉真規子さん