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あの空に花が降るとき、僕はきっと泣いている

ポプラ文庫ピュアフル Pも−2−7

出版社名 ポプラ社
出版年月 2025年3月
ISBNコード 978-4-591-18560-5
4-591-18560-5
税込価格 814円
頁数・縦 279P 15cm

商品内容

要旨

高二の秋、染野翼は夜の函館山デートを最後に恋人・一ノ瀬千夏を病で亡くした。趣味のギターも弾けず空虚な日々の中、不登校になった翼。唯一の心の支えは千夏の“公式アカウント”だった。千夏は自分にメッセージを送ると自動で彼女の言葉が届くよう設定していた。隠し動画もあるらしい。翼はそれを探すため毎日彼女にメッセージを送った。ある日、幼馴染・永戸真一が千夏の声にそっくりな高校生の歌い手の動画を見せてきて…?

出版社・メーカーコメント

Netflixにて大人気配信中の映画「よめぼく」の森田碧が放つ、渾身の最新作!高校二年生の秋、染野翼は夜の函館山でのデートを最後に、恋人だった一ノ瀬千夏を病気で亡くした。千夏を失ってから、不登校気味になった翼は空虚な日々を過ごし、趣味のギターや作曲した動画の投稿もできないでいた。心の支えはひとつーー彼女が残した”公式アカウント”。千夏は残される翼を想って、自分にメッセージを送ると自動返信されるよう、いろいろな言葉を設定していた。さらに、あるキーワードを送ると動画が届くらしい。翼はそれを探そうと毎日彼女にメッセージを送っていた。そんな中、幼馴染の永戸真一が面白い動画を見つけたと家を訪ねてくる。それは、千夏の声にそっくりな、レモンティという顔を伏せた高校生の歌い手の動画で……?やがて、たどり着いた千夏の隠しメッセージとはーー。心が震えて涙が溢れる、「よめぼく」シリーズの森田碧が放つ、渾身の最新作!函館が舞台。装画:飴村■著者プロフィール森田碧(もりた・あお)北海道出身。2020年、LINEノベル「第2回ショートストーリーコンテスト」にて「死神の制度」が大賞を受賞。2021年に『余命一年と宣告された僕が、余命半年の君と出会った話』(ポプラ社)でデビューし、2022年には「第17回 うさぎや大賞」入賞。「よめぼく」シリーズは累計55万部を突破し、2024年にNetflixにて映画化され、大人気配信中。

著者紹介

森田 碧 (モリタ アオ)  
北海道出身。2020年、LINEノベル「第2回ショートストーリーコンテスト」にて「死神の制度」が大賞を受賞。2021年に『余命一年と宣告された僕が、余命半年の君と出会った話』(ポプラ社)でデビューし、2022年には「第17回うさぎや大賞」入賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)