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生き物の死なせ方 共生・共存からはみ出した生物たちの社会学

出版社名 ナカニシヤ出版
出版年月 2025年2月
ISBNコード 978-4-7795-1856-0
4-7795-1856-3
税込価格 2,970円
頁数・縦 289P 19cm

商品内容

要旨

生き物の死が持つ共振性と向き合い、今とは違う死なせ方を考えるために。冷凍死させられるアカミミガメ、プールで生きる交雑種オオサンショウウオ、アニマルシェルターの猫、1970年代の昆虫採集論争、駆除されるヤマビル―現代社会においてどのように生き物を死なせてきたかを明らかにし、共存・共生という枠組みの外にあるそれらの死をどのように私たちがデザインすべきか考える。

目次

序章 他の生き物との共生・共存を逆向きに考える
第1章 アカミミガメは積み重なって死ぬ
第2章 交雑オオサンショウウオは廃校のプールで死ぬ
第3章 猫の死は公開される
第4章 この虫が滅びるならば、せめてこの手で
第5章 ヤマビルを殺す手ごたえ
第6章 生き物の死なせ方を考えるために
第7章 私たちはどう死なせるか
終章 結論

著者紹介

渡邉 悟史 (ワタナベ サトシ)  
龍谷大学社会学部講師。博士(政策・メディア)(慶應義塾大学)。専門は地域社会学・人間動物関係論(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)