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花魁の家計簿 お金と仕組みから読み解く吉原遊女のくらしと実態

出版社名 宝島社
出版年月 2025年3月
ISBNコード 978-4-299-06546-9
4-299-06546-8
税込価格 1,650円
頁数・縦 109P 30cm

商品内容

要旨

「夜と昼朝とへ落ちる日千両」―。夜は吉原、昼は芝居町、朝は日本橋の魚河岸。この3カ所では一日に千両の金が落ちたという。江戸で唯一の公許を得て、繁栄を謳歌した吉原。しかしその反面、遊女にとって吉原遊廓は「苦界」とも呼ばれた。吉原の光と闇、その真実をお金の動きから読み解く江戸・吉原遊廓徹底ガイド!!

目次

第1章 吉原遊廓という場所
第2章 遊女という生き方
第3章 遊女たちの生活
第4章 吉原の客たち
第5章 吉原の1年
第6章 吉原の歴史

出版社・メーカーコメント

江戸時代の浮世絵に描かれた、艶やかな姿が印象的な花魁。遊女の中でもトップスターが花魁と呼ばれました。彼女たちの収入はどれくらいだったのか、何にいくら使っていたのか、現代の円に換算して紹介するほか、普段の生活などをイラストや浮世絵などとともに紹介。体を売って生きた彼女たちの懐事情や暮らしに迫ります。

著者紹介

永井 義男 (ナガイ ヨシオ)  
1949年福岡県生まれ。東京外国語大学卒業。『算学奇人伝』で第6回開高健賞を受賞し、本格的な作家活動に入る(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)