• 本

文豪は鬼子と綴る

出版社名 竹書房
出版年月 2025年4月
ISBNコード 978-4-8019-4397-1
4-8019-4397-7
税込価格 1,980円
頁数・縦 311P 19cm

商品内容

要旨

時は大正十年。旧制中学に通う優等生・瀬戸春彦は編集者の父のお使いで、偏屈で有名な正体不明の大人気作家・香月蓮の原稿取りに行かされる。香月は春彦の歯に衣着せぬ物言いや年の割に達観した性格を気に入り、小説のネタ探しの助手にする。二人はさっそく町で噂になっている、託宣で人の死を予言するという歩き巫女の姉妹、人喰い化け物の仕業と噂される連続バラバラ殺人事件の真相を追いかける。だが、それは恐ろしくも底知れぬ闇への入口だった―。民俗学的な要素も満載、大正時代の博多を舞台に繰り広げられる耽美なホラーミステリ!

出版社・メーカーコメント

大正時代の博多。謎の人気作家・香月蓮と少年助手の春彦が人喰い化け物の噂と連続バラバラ事件の真相を追う耽美なホラーミステリー!

著者紹介

嗣人 (ツグヒト)  
熊本県荒尾市出身。温泉県にある大学の文学部史学科を卒業。在学中は民俗学研究室に所属。2010年よりWeb上で夜行堂奇譚を執筆中。専業作家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)