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老いの思考法

出版社名 文藝春秋
出版年月 2025年3月
ISBNコード 978-4-16-391964-5
4-16-391964-3
税込価格 1,650円
頁数・縦 219P 19cm

商品内容

要旨

世界的な霊長類学者が教える人生後半戦が「希望」となる全く新しい考え方。

目次

第1章 老いの力(人はなぜ“人生後半戦”が長いのか?
ゴリラは老いるほど美しくなる ほか)
第2章 老いとライフスタイル(動き回りなさい―多拠点居住のすすめ
学びの場を関係人口の起点にする ほか)
第3章 忘れがたきもの(老年のタイタスとの再会
“ワガママ”に生きた今西錦司さんの精神 ほか)
第4章 老いの気構え(良い老い方の三つの条件
数をわきまえる ほか)

出版社・メーカーコメント

〈さびしい、苦しい〉老い方にさようなら!世界的な霊長類学者が教える、人生後半戦が「希望」となる考え方とは?・人間はなぜ“人生後半戦”が長いのか?・“老いるほど美しくなる”ゴリラに学ぶべきこと・身体が弱くても大丈夫−−河合雅雄さんの創造性・「離婚なんて怖くない」理由を知っていますか?・狩猟採集民的な「学びのモデル」を復権する・過去との出会い直しは、老年期の最大の特権……etc. じつは、人間だけが、長い時間をかけて老いと向き合います。 動物は、基本的に繁殖能力がなくなったら死ぬので、長い老年期というものがありません。人生後半戦をどう生きるかというのは、人間だけがもつ問いです。 いつからか人は、何歳まで生きるか? という寿命が大きな目標になりました。しかも、長寿を前提に人生を設計するようになりました。 本書では、人生の老年期をどう捉え直したらいいのか、老いをめぐる新しい思考法を提示したいと思います。−−「はじめに」よりここから新しいライフステージがはじまる感動の書!

著者紹介

山極 寿一 (ヤマギワ ジュイチ)  
1952年東京生まれ。霊長類学者、人類学者。総合地球環境学研究所所長。日本モンキーセンターリサーチフェロー、京都大学霊長類研究所助手、京都大学大学院理学研究科教授などを経て、2020年9月まで京都大学総長を務める。国際霊長類学会会長、日本学術会議会長などを歴任し、2021年4月より現職(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)