ちぐはぐなディナー
| 出版社名 | 講談社 | 
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| 出版年月 | 2025年3月 | 
| ISBNコード | 978-4-06-538485-5 (4-06-538485-0) | 
| 税込価格 | 2,200円 | 
| 頁数・縦 | 204P 19cm | 
商品内容
| 要旨 | 8月の暑い夜。パリのラスパイユ大通りにある高級アパルトマンを1組の夫婦が訪れた。エティエンヌが旧友のレミと、レミの妻のジョアルを招いたのだ。エティエンヌの妻のクローディアを交えて、4人でディナーを囲む。弁護士で自信に満ちたエティエンヌ。運動療法士で内気なクローディア。経済学の教師で社交的なレミ。IT業界で成功を収める思慮深いジョアル。それぞれの胸に秘めた思いを抱えながら、ディナーは進行していくが―。ジゼル・アリミ賞受賞。反逆へ向かう女性たちを描く、一触即発の密室劇。 | 
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出版社・メーカーコメント
人生の曲がり角は、真夏のパリの晩餐にあった。ジゼル・アリミ賞を受賞した「反逆へ向かう女性たちを描く、一触即発の密室劇」8月の夜、弁護士のエティエンヌは、旧友レミと、その妻のジョアルをディナーに招いた。ジョアルは移民の娘に生まれ、「業界の風雲児」と呼ばれるまでにIT企業で成功を収めている。エティエンヌがディナーを開催したのは、ジョアルの会社を自身のクライアントにするためだった。一方、エティエンヌの妻・クローディアは再び夫の愛情を取り戻すため、料理を用意しながら妊娠したことを夫に打ち明けようとしていたがーー。踏み出してみれば、なんてことのない一歩だった。