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萩尾望都という物語 女子美での講義より 2

出版社名 ビジネス社
出版年月 2025年4月
ISBNコード 978-4-8284-2705-8
4-8284-2705-8
税込価格 1,760円
頁数・縦 229P 19cm

商品内容

要旨

萩尾望都が自身の創作について語る。学校の図書室で読書に没頭し、自ら物語を生み出すことに目覚めて高校生でマンガ家になると決意。両親の反対や編集者の意見にも曲げず、やがて売れっ子作家への階段を駆け上る―。

目次

第1章 両親との葛藤から生まれた作品たち(40年ぶりに再開して話題になった『ポーの一族』の舞台裏
漫画家になることを志すも認めてくれない親との闘いの日々 ほか)
第2章 フランス人を魅了する萩尾望都の世界(アングレーム国際漫画祭で萩尾望都の展覧会が開催
フランス人の美的感覚が活きる展覧会と充実したカタログ ほか)
第3章 物語を深めるキャラクターの描き方(8頭身は何を着せても似合う基本中の基本のバランス
『ポーの一族』の頃になるとキャラクターがよりスレンダーに ほか)
第4章 人はなぜ物語を必要とするのか(編集にボツにされても自分の好きな世界を諦めなかった
自分にとって負の経験でも作品として昇華した『イグアナの娘』 ほか)
第5章 萩尾望都が描く物語の世界(戦う少女に惹かれて『百億の昼と千億の夜』を漫画化
手と脳は密接に繋がっている 手を動かすとイメージが湧く ほか)

著者紹介

萩尾 望都 (ハギオ モト)  
1949年、福岡県生まれ。1969年、「ルルとミミ」でデビュー以来、SFやファンタジーなどを取り入れた壮大な作風で名作を生み出し続けている。『ポーの一族』『11人いる!』で1976年第21回小学館漫画賞、『残酷な神が支配する』で1997年第1回手塚治虫文化賞マンガ優秀賞、『バルバラ異界』で2006年第27回日本SF大賞ほか受賞多数。2012年には少女マンガ家として初の紫綬褒章を受章。2016年、40年ぶりに『ポーの一族』の新作を発表。2017年朝日賞を受賞。2019年文化功労者に選出。2024年、日本芸術院会員に就任。2011年より女子美術大学の客員教授を務める(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)