• 本

歴史に葬られた特攻隊長 故郷・石垣島から出撃した伊舎堂用久中佐

出版社名 徳間書店
出版年月 2025年3月
ISBNコード 978-4-19-865981-3
4-19-865981-8
税込価格 1,870円
頁数・縦 197P 19cm

商品内容

要旨

目指すは慶良間諸島沖、米大艦隊。「いまより我、突入す」石垣島生まれの特攻隊長にして、沖縄戦最初の戦死者。沖縄の英雄である。だが彼の名は歴史の陰に消えてしまった―。沖縄戦終結から80年。哀切なる壮絶ノンフィクション。

目次

序 沖縄戦最初の戦死者(なぜ沖縄の英雄は歴史から消えたのか
伊舎堂用久―今前進スル途中)
第1章 伊舎堂率いる、特攻隊「誠第17飛行隊」結成(誠第17飛行隊11名、生還者なし
かなわぬ結婚を夢見る婚約者 ほか)
第2章 特攻隊員たちの青春(いまはただ明鏡止水の心境です
故郷の絆 ほか)
第3章 生の証し(お星様の仲間になって見守っています―安原少尉
決して心配くださるな―石垣中尉 ほか)
第4章 昭和20年3月26日、誠第17飛行隊出撃(26日午前5時50分「イマヨリ我、突入ス」
各新聞が一斉報道 ほか)

出版社・メーカーコメント

門田隆将氏絶賛!「知られざる沖縄戦。24歳で散華した特攻隊長は今、私達に何を問うのか」伊舎堂用久(いしゃどう・ようきゅう)中佐、24歳 石垣島生まれの特攻隊長にして、沖縄戦最初の戦死者。沖縄の英雄である。だが彼の名は歴史の陰に消えてしまった――。「死ぬことは何とも思わない。祖国日本はどうなるか。それだけが心残りだ」昭和20年3月26日、石垣島・白保飛行場を飛び立つ。目指すは慶良間諸島沖、米大艦隊。「いまより我、突入す――」誇り高き、哀切なる、壮絶ノンフィクション!令和7年、沖縄戦終結から80年。祖国を案じた伊舎堂の言葉に、いまの日本は応えられているのだろうか?

著者紹介

将口 泰浩 (ショウグチ ヤスヒロ)  
1963年、福岡県生まれ。89年、産経新聞社入社。新潟支局、社会部などを経て、社会部編集委員に。2015年、産経新聞社を退社(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)