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人種と民族を考える十二章 英米文学・文化・教育の視点から

出版社名 音羽書房鶴見書店
出版年月 2025年3月
ISBNコード 978-4-7553-0449-1
4-7553-0449-0
税込価格 3,850円
頁数・縦 282P 22cm

商品内容

目次

第一部 イギリス文学・文化(『オリヴァー・トゥイスト』―反ユダヤ主義とフェイギン
「有益な移民」という神話―イングランドにおけるユグノー移民
クリスティナ・ロセッティとイタリア、ギリシア、トルコ
「喜びのない青ざめた言葉」ではなく―J・M・シングの戯曲『西の国のプレイボーイ』に見られる言葉遣いの意義
白い肌と灰色の肌―E・M・フォースタ作「あのときの船」における身体性と人種主義)
第二部 アメリカ文学・文化(『アンクル・トムの小屋』と『ハックルベリー・フィンの冒険』にみる黒人奴隷法とその史的展開
ジョン・スタインベックの生育環境および作品を通じて考える人種・民族
決して一人にはしない(“Never Alone”)―苦悶のキング牧師を支えたものラフカディオ・ハーン対バジル・ホール・チェンバレン―人種差別の観点から見た実像
『アメリカ人』概念の生成と変遷―「取り残された者たち」としての「貧乏白人」の表象)
第三部 言語教育(朝鮮語の歴史に及ぼした日本の言語政策
外国語学習者の視点から見た「国家と言語」と「外国人」)

著者紹介

吉田 一穂 (ヨシダ カズホ)  
甲南大学非常勤講師。甲南大学大学院人文学研究科英文学専攻博士課程後期課程単位取得退学
横山 孝一 (ヨコヤマ コウイチ)  
群馬工業高等専門学校一般教科(人文科学)教授。中央大学大学院文学研究科英文学専攻博士後期課程単位取得退学
藤原 愛 (フジワラ アイ)  
明星大学教育学部教授。東京外国語大学大学院地域文化研究科博士後期課程単位取得退学。修士(言語学)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)