• 本

マイ・ディア 親愛なる物語

河出文庫 ひ17−1

出版社名 河出書房新社
出版年月 2025年4月
ISBNコード 978-4-309-42177-3
4-309-42177-6
税込価格 990円
頁数・縦 237P 15cm

商品内容

要旨

孤独で不器用なアンが祝福されてゆく物語『赤毛のアン』、森に生きるエルノラの日々や成長がゆたかに描かれる愛読書No.1『リンバロストの乙女』、子どもたちの幸福な食事を共に楽しむ『秘密の花園』、そして時代の制約のなか、自分に忠実に執筆し続けた女性作家たち―。氷室冴子が〈腹心〉の友である少女小説への愛を綴った名エッセイ。

目次

いとしのマシュウ『赤毛のアン』
オルコットかモンゴメリか『八人のいとこ』『花ざかりのローズ』
ハウス食品におねがい『リンバロストの乙女』
ストーリーテリングということ『若草の祈り』
軽やかなワルツみたいに『少女パレアナ』
ミスターの魅力『少女レベッカ』『レベッカの青春』
心ふるえて…『十七歳の夏』
ひとやすみにお茶を…『秘密の花園』『あしながおじさん』『丘の家のジェーン』『昔気質の一少女』

出版社・メーカーコメント

孤独で不器用なアンが祝福されてゆく物語『赤毛のアン』、森に生きるエルノラの日々や成長がゆたかに描かれる愛読書No.1『リンバロストの乙女』、子どもたちの幸福な食事を共に楽しむ『秘密の花園』、そして時代の制約のなか、自分に忠実に執筆し続けた女性作家たち――。氷室冴子が〈腹心〉の友である少女小説への愛を綴った名エッセイ。解説=斎藤美奈子

著者紹介

氷室 冴子 (ヒムロ サエコ)  
1957年北海道岩見沢市生まれ。藤女子大学国文学科卒。在学中の77年「さようならアルルカン」で小説ジュニア青春小説新人賞佳作入選、デビュー。80年代から90年代前半、集英社文庫コバルトシリーズ(のち、コバルト文庫)を中心に活躍。『海がきこえる』はスタジオジブリによりアニメ化された。2008年51歳で逝去。17年氷室冴子青春文学賞が創設された(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)