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みんなのための生涯学 人生を楽しむ科学への招待

出版社名 ナカニシヤ出版
出版年月 2025年3月
ISBNコード 978-4-7795-1860-7
4-7795-1860-1
税込価格 2,640円
頁数・縦 193P 21cm

商品内容

目次

序章 生涯学へようこそ! 「脳・体」「心」「社会」から生涯を捉えなおす(月浦崇・柴田悠・金子守恵)
第1部 「脳・体」から生涯を捉えなおす(年を取ると記憶は悪くなる? 脳からみる記憶の多様性と加齢による変化(月浦崇)
脳画像を通してヒトの生涯をみる(小池進介)
「加齢」と「老化」の違い 神経発達症の研究でわかってきたこと(木村亮)
身体活動と脳の健康(石原暢
生涯にわたる女性のこころとからだのヘルスケア(江川美保)))
第2部 「心」から生涯を捉えなおす(知覚の加齢変化 補い合う感覚(寺本渉)
認知機能における予備力の役割 精神・神経疾患の理解のために(松井三枝)
生涯学から日常生活を科学する(権藤恭之)
睡眠中にみる夢を味方に人生をデザインする(松田英子)
高齢者との会話を知る 会話の認知的加齢研究(原田悦子・澤田友恭))
第3部 「社会」から生涯を捉えなおす(孤立しない人生を送るには? 高齢期の社会参加を調査研究する(筒井淳也)
幸せな生涯を送るには? 余暇・裁量・頼り合い(柴田悠)
技能の習得と多元的な発達観(金子守恵)
モノとともにあるヒトの生涯 「できる」「できない」とはどういうこと?(倉田誠)
「高齢期」って何色? 「高齢者イメージ」を調査する(安元佐織)
よりよく共に生きるためのレパートリー(笠井賢紀))
第4部 社会実装に向けて(生涯学習政策のこれまでとこれから(石井山竜平))

著者紹介

月浦 崇 (ツキウラ タカシ)  
京都大学大学院人間・環境学研究科 教授。認知神経科学・神経心理学。博士(障害科学)。ヒト記憶と社会的認知に関する神経基盤およびその加齢・神経疾患による変化
柴田 悠 (シバタ ハルカ)  
京都大学大学院人間・環境学研究科 教授。社会学。博士(人間・環境学)。ウェルビーイングの規定要因の解明
金子 守恵 (カネコ モリエ)  
京都大学大学院アジア・アフリカ地域研究研究科 准教授。人類学、アフリカ地域研究。博士(地域研究)。エチオピア。ものつくりにおける身体技法の継承、開発実践における新たな技術の導入と受容、コミュニティ博物館における展示とその役割(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)