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ハーンと八雲

ハルキ文庫 う14−1

出版社名 角川春樹事務所
出版年月 2025年4月
ISBNコード 978-4-7584-4707-2
4-7584-4707-1
税込価格 1,034円
頁数・縦 297P 16cm

商品内容

要旨

ハーン=小泉八雲にとって、古代の精霊(およびその信仰)は、現代の科学を超えて、まだ深い意味をもちうる―「怪談」で知られる八雲は、日本の小さきもの、目に見えないものたち、そして世界の虐げられたものたちを愛した。松江市出身の哲学者でありフランス文学者である著者が、多角的な視点と詩的感性で八雲=ハーンに肉薄した画期的な書。補論「究極の怪談」を新たに加え、初文庫化。

目次

序章 ハーンと世界
第一章 アメリカのジャーナリスト
第二章 クレオールの真っ只中へ
第三章 日本の第一印象
第四章 日本という問い
第五章 ヴィクトリア朝の知識人
終章
補論 究極の怪談―十六年後の感想

出版社・メーカーコメント

ハーン=小泉八雲にとって、古代の精霊(およびその信仰)は、現代の科学を超えて、まだ深い意味をもちうる──「怪談」で知られる八雲は、日本の小さきもの、目に見えないものたち、そして世界の虐げられたものたちを愛した。松江市出身の哲学者でありフランス文学者である著者が、多角的な視点と詩的感性で八雲=ハーンに肉薄した画期的な書。補論「究極の怪談」を新たに加え、初文庫化。

著者紹介

宇野 邦一 (ウノ クニイチ)  
1948年、島根県松江市生まれ。京都大学文学部仏文専攻卒業。パリ第8大学でジル・ドゥルーズの指導をうけ、アントナン・アルトーについての研究で博士号取得。立教大学名誉教授。1979年、「文学の終末について」で第22回群像新人文学賞評論部門優秀作(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)