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タコ・イカが見ている世界

創元ビジュアル教養+α

出版社名 創元社
出版年月 2025年4月
ISBNコード 978-4-422-43063-8
4-422-43063-7
税込価格 1,980円
頁数・縦 151P 21cm

商品内容

要旨

貝殻を失い、知性を手に入れた不思議な生き物たち。酒に酔い、恋をし、体の色で気持ちを表現する。最新研究が解き明かすタコ・イカたちの世界。頭足類をめぐる最新のゲノム研究から、彼らの心と感情、古代ギリシア以来の研究史までを一挙に紹介。

目次

1章 殻を捨てた不思議な生き物たち(タコやイカの心の中
タコ・イカの社会と知性 ほか)
2章 タコ・イカの心と知性(頭足類の知能とは?
タコにもヒトにもある「知性の階層」 ほか)
3章 生命の設計図を書き換える(生命の設計図であるゲノム
ゲノム解読にはどういう意味があるのか ほか)
4章 頭足類と人類(生命科学の発展を支えた頭足類研究
古代ギリシアのタコの抽象画 ほか)

著者紹介

吉田 真明 (ヨシダ マサアキ)  
島根大学生物資源科学部附属生物資源教育研究センター海洋生物科学部門(隠岐臨海実験所)、部門長、教授。博士(理学)。お茶の水女子大学、国立遺伝学研究所を経て、2016年より現職。動物の進化・発生・多様性に興味を持ち、学生時代からタコ・イカ類を中心とした軟体動物の研究を進めている
滋野 修一 (シゲノ シュウイチ)  
バイオメディカル企業勤務。大阪大学医学部、シカゴ大学、米国アルゴンヌ国立研究所、ナポリ海洋研究所、海洋研究開発機構、理化学研究所研究員または助教などを歴任。情報学や脳科学を専門とする。早いもので頭足類の研究を続けて30年経とうとしている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)