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ベオグラード日誌

増補版

ちくま文庫 や60−2

出版社名 筑摩書房
出版年月 2025年4月
ISBNコード 978-4-480-44019-8
4-480-44019-4
税込価格 1,056円
頁数・縦 283P 15cm
シリーズ名 ベオグラード日誌

商品内容

要旨

セルビア語と日本語の詩を読み書く毎日、街角で語られるNATO空爆の悲惨な記憶、難民のこどもたちとの触れ合い、各地の戦争や東日本大震災へ寄せられる人びとの言葉、友人たちとの親密な時間、そして別れ…セルビアの首都ベオグラードで詩人が記した、歓びと哀しみの日々のかけら。読売文学賞受賞の日記文学の傑作に新たに最近6年間をまとめた日誌を増補。

目次

またひとつ舟が出ていく―二〇〇一年六月二十三日〜十二月二十六日
貝のための子守唄―二〇〇二年一月二十六日〜十二月二十七日
血まみれの童話―二〇〇三年一月一日〜十二月二十五日
痕跡―二〇〇四年一月二日〜十二月二十六日
谷に響く笛―二〇〇五年一月一日〜十二月二十四日
骸骨の瞳、骸骨の口―二〇〇六年一月五日〜十月八日
軽くて小さいが麗しいもの―二〇〇七年一月三日〜五月七日
あきらめないでください―二〇〇九年五月〜二〇一二年六月
終わりに―「小さな言葉」という小窓から
続・ベオグラード日誌―二〇一九年一月一日〜二〇二五年二月十八日

出版社・メーカーコメント

戦争の傷、文学、ベオグラードの人びと、難民の子どもたち……セルビア在住の詩人による日記文学の傑作に増補。読売文学賞受賞。解説 小林エリカ

著者紹介

山崎 佳代子 (ヤマサキ カヨコ)  
詩人、翻訳家。1956年生まれ、静岡市に育つ。北海道大学露文科卒業。サラエボ大学文学部、リュブリャナ民謡研究所留学を経て、1981年よりセルビア共和国ベオグラード市在住。ベオグラード大学文学部にて博士号取得(比較文学)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)