ある助産婦の物語 マーサ・バラードの日記(1785−1812)から
出版社名 | 九州大学出版会 |
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出版年月 | 2025年4月 |
ISBNコード |
978-4-7985-0386-8
(4-7985-0386-X) |
税込価格 | 6,380円 |
頁数・縦 | 460P 22cm |
商品内容
要旨 |
アメリカ開拓時代ニューイングランドの助産婦マーサ・バラード(1735‐1812)が残した日記と、新聞・統計・裁判記録・書簡等の膨大な資料とを分析し、当時の医療や家庭生活・性風俗・地域経済・宗教的対立・政治的背景などを再現する。女性史的視点から、妊娠や出産、薬草栽培・機織り・家事といった記録に残りにくい女性たちの日常生活や、助産婦と男性医師の関係なども描き出す。抜粋された日記は簡潔で淡々とした日々の記録だが、ウルリッヒの丹念な調査と分析から、アメリカ初期の社会と、晩年まで天職をまっとうした強靱で心優しい女性の人生が生き生きとよみがえる。1991年ピューリッツァー賞受賞図書、待望の翻訳。 |
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目次 |
序 「いざ 大海へ」 |