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だから、日本の政治はつまらない フランスとの比較でみる日本政治の構造的欠陥

出版社名 花伝社
出版年月 2025年4月
ISBNコード 978-4-7634-2170-8
4-7634-2170-0
税込価格 1,980円
頁数・縦 243P 19cm

商品内容

要旨

世にも奇妙な謎ルール「公職選挙法」が、日本の政治をこんなにもダメにしていた!究極の“べからず法”がつくった細かすぎて曖昧な選挙のルール。現職と有名人に圧倒的有利な、たった2週間の選挙期間。世界一高く、それどころか存在自体が意味のない供託金制度。従順な国民性は美徳か、それとも足枷か?こうすれば、職業政治家は消え、本当に有能な政治家だけが残る!フランスを参考にした超実践的提言で、日本の政治をもっと身近に、もっと面白く。

目次

第1章 数字で見る民主主義―日本人は欧米人よりも政治に関心が無いのか
第2章 公職選挙法がもたらす「観客民主主義」―一般国民の立候補に対する様々な障害(複雑すぎる公職選挙法
「選挙期間」という無意味な運動制限の存在
半分しか保障されていない選挙権
公職選挙法の欠如
公職選挙法が抜本的に改正されない理由)
第3章 なぜ、政治に関心を持てないのか―日本の政治があまり魅力的でない理由(表面的で中身の乏しい選挙運動
有権者・組織の狭い視野に基づく日本の政治
政治家の落ち度に対する国民の過剰反応
表現の自由が完全に確保されていない)
第4章 日本の政治をもっと身近で興味深いモノにするためには―制度改革と新文化構築の必要性(公職選挙法の問題点の改善
国政選挙の改革
大臣を支える専門スタッフの充実
地方政治の相乗り現象の解消と地方議会の活性化
固くてつまらない政治への接し方を変える)

著者紹介

グットマン,ティエリー (グットマン,ティエリー)   Guthmann,Thierry
1970年フランス生まれ。フランスAix‐en‐Provence政治学院卒業。1995年来日。政治学博士(Aix‐Marseille大学/中央大学大学院)。2001年以降三重大学勤務。現在、人文学部教授。専門は現代日本政治
グットマン 佳子 (グットマン ヨシコ)  
1972年広島県生まれ。中央大学法学部卒業。同大学院法学研究科博士課程修了。2008年、2016年、子供2人を現地公立学校に通わせながらフランスに2年間滞在(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)