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数学の窓から 科学と人間性

出版社名 河出書房新社
出版年月 2025年4月
ISBNコード 978-4-309-25480-7
4-309-25480-2
税込価格 2,750円
頁数・縦 242P 20cm

商品内容

要旨

数学エッセイの古典的名著復刊!

目次

数学と民族性 ナチス数学論の批判
数学の大衆化
科学大衆化の意義
自然科学と社会科学
統計の話
文学と科学 小説発生時代の料学について
出発
黒板はどこから来たのか
ある古書の話
ある科学者の生涯 世界的科学史家三上義夫博士を憶う
科学的ヒューマニストの言葉 アジア・ナショナリズムの擡頭期に寄せて
ヴォルテールの恋人 デュ・シャトゥレー夫人の生涯
学問と言論の自由をめぐって
自主性確立の為に
荷風文学と私
私の信条
ルソーをめぐる思い出
門外書評
門外から
読書雑感〔ほか〕

著者紹介

小倉 金之助 (オグラ キンノスケ)  
1885年、山形県生まれ。数学者、数学史家。東京物理学校卒、東京帝国大学理科大学中退。東北帝大助手、大阪医科大学教授などを務める。微分幾何の研究で理学博士の学位を取得。唯物論研究会の発起人に名を連ね、「自然科学者の任務」を発表し、軍国主義に反対した。和算や中国の数学史も研究した。戦後、民主主義科学者協会、日本科学史学会、日本数学史学会の会長も務めた。1962年逝去(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)