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フェアリー・テイル 下

出版社名 文藝春秋
出版年月 2025年4月
ISBNコード 978-4-16-391978-2
4-16-391978-3
税込価格 4,675円
頁数・縦 327P 22cm
シリーズ名 フェアリー・テイル

商品内容

要旨

大事な友を救うため、彼は旅に出る。二つの月の輝くこの世ならぬ王国を往け。物語を愛するすべての人に捧げる巨匠の新たな名作。ぼくがたどりついた土地の名はエンピス。罌粟の花が咲き誇り、夜になれば天穹を双子の月がまばゆく照らす。目指すは王都リリマー。その王宮には、時間を逆行させる力のある巨大な日時計があるという。レイダーをそこまで連れてゆき、愛すべき老犬の命を救うのだ―だが今や王宮は〈飛翔殺手〉なる者に簒奪され、王族は呪いをかけられて宮殿から追放されていた。ぼくはレイダーのために擁壁を越え、〈夜影兵〉が警護し、北方の巨人が徘徊する王都の迷宮に踏み込んだのだが―地上最強のストーリーテラーが、その奇想を奔放に解き放って描き出す異世界、怪人、怪物、そして愛すべき仲間たち!怪奇と幻想の伝統にリスペクトを捧げ、作家生活五十年を迎えた巨匠が贈る渾身のフェアリー・テイル。旅の最後にあなたが目にするのは、もちろんお待ちかねのハッピーエンドだ。

出版社・メーカーコメント

僕はこの旅を続ける、大事な友を救うために。二つの月の輝くこの世ならぬ王国へと。そしてあなたが最後に目にするのはもちろんお待ちかねのハッピーエンドだ。長い長い階段を下り、ぼくがたどりついた土地の名はエンピス。罌粟の花が咲き誇り、夜になれば天穹を双子の月がまばゆく照らす。目指すは王都リリマー。その王宮には、時間を逆行させる力のある巨大な日時計があるという。レイダーをそこまで連れてゆき、愛すべき老犬の命を救うのだ――だが今や王宮は〈飛翔殺手〉なる者に簒奪され、王族は呪いをかけられて宮殿から追放されていた。ぼくはレイダーのために擁壁を越え、〈夜影兵〉が警護し、北方の巨人が徘徊する王都の迷宮に踏み込んだのだが――地上最強のストーリーテラーが、その奇想を奔放に解き放って描き出す異世界、怪人、怪物、そして愛すべき仲間たち! 怪奇と幻想の伝統にリスペクトを捧げ、作家生活五十年を迎えた巨匠が贈る渾身のフェアリー・テイル。物語を愛するすべての人に捧げる巨匠の新たなる名作誕生。

著者紹介

キング,スティーヴン (キング,スティーヴン)   King,Stephen
1947年、アメリカ、メイン州生まれ。1974年に『キャリー』で作家デビュー。恐怖小説をアクチュアルな現代小説に再生した「モダン・ホラー」の巨匠。多数の作品が映像化されている
白石 朗 (シライシ ロウ)  
1959年、東京都生まれ。早稲田大学第一文学部卒業。英米文学翻訳家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)