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死を笑う 落語ととむらい

出版社名 創元社
出版年月 2025年5月
ISBNコード 978-4-422-23046-7
4-422-23046-8
税込価格 2,420円
頁数・縦 235P 19cm

商品内容

要旨

心中、葬式、野辺送り。棺桶、骸骨、しゃれこうべ。お墓、幽霊、冥土行き。地獄、死神、閻魔さま…。あの世とこの世の垣根をいとも簡単に乗り越える摩訶不思議な落語の世界!葬祭研究者からみた落語。

目次

一 江戸落語編(『猫怪談』おめでたくなるハナシ
『道具屋』与太郎と江戸の葬式事情
『粗忽長屋』お江戸SF不条理落語
『黄金餅』欲にくらんでお布施と焼き賃を踏み倒す
『片棒』冥土ゆき早桶の片棒かつぎ ほか)
二 上方落語編(『らくだ』(上方版)落語でわかる東西焼き場事情
『でば吉』『辻占茶屋』心中しぞこない二話
『いもりの黒焼き』千日前墓所の都市伝説
『げほう頭』生き神サマをでっちあげ、御開帳
『地獄八景亡者戯』大スペクタクル!あの世ご案内ツアー ほか)

著者紹介

高橋 繁行 (タカハシ シゲユキ)  
1954年、京都府生まれ。ルポライターとして葬式、笑い、科学、人物を主要テーマに取材・執筆。高橋葬祭研究所を主宰し、死と弔い関連の調査、研究、執筆を行う。雑誌『SOGI』で「弔いの系譜―仏教・民俗」を約10年間連載。絵・イラストを描き、切り絵の個展を何度も開催(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)