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レーナとヒキガエルの紳士

出版社名 徳間書店
出版年月 2025年5月
ISBNコード 978-4-19-865976-9
4-19-865976-1
税込価格 2,200円
頁数・縦 48P 26cm

商品内容

要旨

西のはての奇妙な森―。渡し守のレーナがひそかに思いを寄せる青年オーレンは、ある日、その森に入ったまま帰ってこなかった。オーレンをさがしにいったレーナの前にあらわれたのは、森の主だと名乗る、ヒキガエルのクアクア卿。レーナは、その家に招待されるが、そこで見たものは…?はたして、オーレンは見つかるのか?ちょっぴりこわい昔話風の物語に、今、世界で最も注目される気鋭のイラストレータージュリア・サルダが絵を添えました。美しい絵とともに物語を堪能できる、子どもから大人までひきこまれる絵本。小学校中 高学年〜。

出版社・メーカーコメント

西のはてに奇妙な森があった。森と町のあいだには川が流れていた。町の人たちは「あの森にはなにかいる。森には目がある。耳もある」とうわさをした。森に入ったまま二度ともどらない人もいた。でも、町の人は森に木や木の実をとりにいった。町でただひとり、舟を持つ物静かな少女レーナが、渡し守をしていた。ある日、レーナがひそかに思いを寄せる青年オーレンが、森からもどらなかった。数日後、嵐のなか、現れたのは奇妙なヒキガエル。「森の主(あるじ)」と名乗るそのヒキガエルに、森の奥の家に招待されたレーナ。オーレンの行方をさがすレーナは、ヒキガエルについていく。遅くなり、泊めてもらうことになったが、見てはならないという部屋をのぞいてしまったレーナは…?昔話風の忘れがたい物語。絵は、世界で人気をほこる気鋭のイラストレーターのジュリア・サルダ。

著者紹介

ダーマン,ミリアム (ダーマン,ミリアム)   Dahman,Myriam
パリ在住の児童文学作家。モロッコで生まれ育ち、18歳で渡仏。フランス開発庁で気候変動の専門家として仕事をしながら、子どもの本を執筆
ディガール,ニコラ (ディガール,ニコラ)   Digard,Nicholas
1980年パリ生まれ。2006年からテレビアニメの脚本家として執筆を開始。2014年に初めての書籍を刊行。脚本の仕事と並行して、絵本のテキストや長編作品を精力的に発表している
サルダ,ジュリア (サルダ,ジュリア)   Sard`a,J´ulia
1987年バルセロナ生まれ
河野 万里子 (コウノ マリコ)  
翻訳家。上智大学外国語学部フランス語学科卒業(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)