お布施のからくり 「お気持ち」とはいくらなのか
幻冬舎新書 し−18−1
出版社名 | 幻冬舎 |
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出版年月 | 2025年5月 |
ISBNコード |
978-4-344-98771-5
(4-344-98771-3) |
税込価格 | 1,034円 |
頁数・縦 | 221P 18cm |
商品内容
要旨 |
法事の際にお布施の額を僧侶に尋ね、「お気持ちです」と言われて困ったことはないだろうか。仏教の教えでは「お布施」はサービスへの対価でなく「善業」(よい報いを生むもとになる行為)だ。大事なのはお布施をしたいという「意思」=お気持ちなので、僧侶の側から金額を示すことはない。だが、禁欲や財産放棄などの「戒」が守られない日本仏教では、お布施を受けるに値する僧侶は存在しないとも言える。そんな中でのお布施とは何なのか。お布施のモヤモヤを解き明かし、形骸化した現代日本仏教に問題提起する一冊。 |
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目次 |
第一章 お布施の起源と役割―初期仏典を中心に(お布施の起源―バラモン教の祭祀と布施の意義 |
出版社・メーカーコメント
葬儀のお布施平均22.4万円!高い?安い?見返りは戒名だけ?お布施のモヤモヤから日本仏教の闇を暴く!法事の際にお布施の額を僧侶に尋ね、「お気持ちです」と言われて困ったことはないだろうか。仏教の教えでは「お布施」はサービスへの対価でなく「善業」(よい報いを生むもとになる行為)だ。大事なのはお布施をしたいという「意思」=お気持ちなので、僧侶の側から金額を示すことはない。だが、禁欲や財産放棄などの「戒」が守られない日本仏教では、お布施を受けるに値する僧侶は存在しないとも言える。そんな中でのお布施とは何なのか。お布施のモヤモヤを解き明かし、形骸化した現代日本仏教に問題提起する一冊。