野に遺賢をさがして ニッポンとことこ歩き旅
出版社名 | 亜紀書房 |
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出版年月 | 2025年6月 |
ISBNコード |
978-4-7505-1875-6
(4-7505-1875-1) |
税込価格 | 2,200円 |
頁数・縦 | 253P 19cm |
商品内容
要旨 |
偶然の旅で出会った、野の人、地の人、町の人―。聞き書きの名手が日本中を気ままに歩き、懐かしく、地道で豊かな歴史を掘り起こした17本の旅の記録。 |
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目次 |
太古の森に夜神楽を見にいく 宮崎県・高千穂町、諸塚村 |
出版社・メーカーコメント
偶然の旅で出会った、野の人、地の人、町の人−−聞き書きの名手が日本中を気ままに歩き、懐かしく、地道で豊かな歴史を掘り起こした17本の旅の記録。**なんでもない土地のように見えても歴史を持たない土地はない。風光明媚な観光地ではないが、日本の各地には、豊かな文化を内包した場所が数々ある。そして、そこには、都会では出会えない、型破りな人たちがいる。立身出世に興味がなく、好きなことをし、誰かのために生きる……。あえて地方に、地元に“残る”ことを選んだ人たちとの一期一会の旅の記録。**五日市で民衆の側から私擬憲法を夢みた深沢権八、理想の共同体をめざして宮崎に孤児院を開いた石井十次、鳥取で文化財保存と民藝運動を広めた耳鼻科医師・吉田璋也、宮沢賢治に学び雪深い新庄で農村運動と野外演劇に打ち込んだ松田甚次郎……立身出世にはつゆほども興味がなく、好きなことだけをし、誰かのために生きた人たち。