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機械学習によるインターネット広告最適化 現代の配信アルゴリズムから広告制作の未来まで

出版社名 講談社
出版年月 2025年5月
ISBNコード 978-4-06-538256-1
4-06-538256-4
税込価格 3,520円
頁数・縦 160P 21cm

商品内容

要旨

年間3.3兆円の市場を動かす、0.1秒の配信プロセス。GoogleやMetaが莫大な収益を得ているインターネット広告事業。高速で最適な広告を配信する技術の理論的背景を、サイバーエージェントの著者陣が詳解。

目次

第1章 インターネット広告業界と機械学習
第2章 広告配信のためのアルゴリズム
第3章 広告配信の効果測定
第4章 広告配信とプライバシー
第5章 広告運用のための自然言語処理
第6章 グラフィックデザインのための機械学習

出版社・メーカーコメント

年間2兆円規模の市場を生むインターネット広告。高速で最適な広告を配信する技術の理論的背景を、業界トップのサイバーエージェントの著者陣が解説。機械学習を用いて広告配信を最適化する技術と、コンテンツを機械学習により自動生成する技術とを俯瞰する。【目次】第1章 インターネット広告業界と関連する機械学習技術 1.1 インターネット広告業界における機械学習の環境適性 1.2 機械学習の適用領域 1.3 インターネット広告業界が向き合うプライバシー規制第2章 広告配信のためのアルゴリズム 2.1 CTR/CVR 予測 2.2 予測のサービスでの活用 2.3 クリエイティブ選択第3章 広告効果の効果測定のための手法 3.1 施策の効果の定義 3.2 ランダム化比較実験 3.3 観察研究に基づくアプローチ第4章 広告配信とプライバシー 4.1 デジタル広告業界を取り巻く環境の変化 4.2 プライバシー保護とアトリビューションの仕組み 4.3 差分プライバシーとプライバシー保護のメカニズム 4.4 データ保護のための秘匿マルチパーティ計算 4.5 デジタル広告業界を取り巻く環境の変化 4.6 ブラウザが取り組んでいる取り組み 4.7 差分プライバシーとプライバシー保護のメカニズム 4.8 集約した単位から予測モデルの構築第5章 広告運用のための自然言語処理 5.1 広告テキスト生成のための自然言語処理 5.2 広告テキスト生成における評価第6章 グラフィックデザインのための機械学習 6.1 広告効果の事前予測 6.2 レイアウトの生成 6.3 タイポグラフィの認識と生成第7章 広告配信の未来

著者紹介

木村 衆平 (キムラ シュウヘイ)  
修士(経営工学)。株式会社サイバーエージェント広告部門執行役員。2011年慶應義塾大学大学院理工学研究科修士課程修了後、株式会社サイバーエージェントに入社。広告効果計測のサービス開発を経て、広告取引システムの開発に従事。現在は主にリテールメディア領域の事業開発を中心に広告部門全体の技術担当執行役員を担う
暮石 航大 (クレイシ コウダイ)  
修士(情報学)。株式会社サイバーエージェント勤務。2020年京都大学大学院情報学研究科修士課程修了。2020年株式会社サイバーエージェント入社。入社後、広告配信システムの開発や効果検証の業務に従事
河野 剛大 (コウノ タケヒロ)  
修士(工学)。株式会社サイバーエージェント勤務。2020年慶應義塾大学大学院理工学研究科修士課程修了後、株式会社サイバーエージェントに入社。広告配信システムの設計・開発に従事
張 培楠 (チョウ ペイナン)  
修士(工学)。株式会社サイバーエージェントAI Lab上級研究員。2016年東京都立大学大学院情報科学科修士課程修了後、ヤフー・ジャパン株式会社(現・LINEヤフー株式会社)入社。機械学習エンジニアを経て現職。広告文生成プロダクト「極予測TD」の立ち上げやACLなど主要国際会議での論文発表に貢献。専門は自然言語処理(NLP)
山口 光太 (ヤマグチ コウタ)  
博士(コンピュータ科学)。株式会社サイバーエージェントAI Lab主席研究員。2014年Stony Brook大学コンピュータ科学研究科博士課程修了。東北大学大学院情報科学研究科助教を経て現職。2022年より主席研究員。専門はコンピュータビジョン(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)