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職場の共通言語のつくり方 世代と立場を超える

出版社名 クロスメディア・パブリッシング
出版年月 2025年6月
ISBNコード 978-4-295-41099-7
4-295-41099-3
税込価格 1,848円
頁数・縦 223P 19cm

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要旨

「部下への指示がうまく理解されず、意図通りに動いてもらえない」「会議での議論がかみ合わない」といった悩みを抱える会社は少なくないだろう。こうした職場のコミュニケーション不全は、業務の効率化やイノベーション、さらにそれらによる企業の成長を阻むことになりかねない。どうすればいいのだろうか。本書では、数々の企業の組織変革を支援してきた「哲学コンサルタント」が、しばしば発生する「同じ言葉を使っているのに意図通りに伝わらない」状況に対し、「哲学対話」によって「共通言語」をつくり出すメソッドを紹介している。著者のいう共通言語とは、メンバー全員の中で「意味と具体的なイメージが共有され、コミュニケーションと行動の基盤となる言葉」を指し、既存の言葉に対し「そもそも○○とは?」といった哲学的問いをもとに対話したり、その上で新しい言葉をつくったりすることで生まれるものだという。著者は、東京大学 共生のための国際哲学研究センター 上廣共生哲学講座 特任研究員。数々の有名企業に対し「哲学」と「対話」によって組織の潜在能力を最大限に引き出すコンサルティングを実施。また、株式会社ShiruBe(哲学クラウド)でコンサルタント/上席研究員を務め、株式会社電通と研修プログラムの共同開発を行う。
※要旨の情報〔社会情勢、著者経歴など〕は、作成日当時のものです。
以降内容が変わっている場合があります。[要旨作成日:2025年7月23日]

商品内容

要旨

「通じ合う言葉」をつくれば、チームはスムーズに動き始める。一流企業で導入が進む組織を変える「東大発対話メソッド」。

目次

はじめに 職場の「言葉の壁」を乗り越える
第1章 なぜ共通言語が重要なのか
第2章 共通言語づくりの型
第3章 共通言語をつくる「思考」の技術
第4章 共通言語をつくる「対話」の技術
第5章 共通言語が生まれる文化をつくる
おわりに 対話の力で企業は変わる

出版社・メーカーコメント

「会議で毎回同じ議論の繰り返し…」「部下に指示したはずなのに、なぜか違う方向に進んでいる…」それは、組織内でメンバー間で言葉の解釈が共有されていないから。「挑戦」「尊重する」「自分事」「価値提供」……職場で飛び交う言葉は、なんとなくしか伝わらないことばかり。本書は、東京大学の研究員を務める著者が、言葉の解釈のズレを解消し、組織を活性化させる「伝わる言葉」をつくり出す対話メソッドを解説します。チームの生産性向上、部下のモチベーションアップ、イノベーション促進……そのすべては、相互理解から始まります。一流企業で導入が進む対話メソッドを、会議や1on1など日々の業務に、いますぐ取り入れられる実践的なノウハウとしてお届け。管理職の悩みを解決し、組織を前進させる必携の一冊です。

著者紹介

堀越 耀介 (ホリコシ ヨウスケ)  
東京大学 共生のための国際哲学研究センター 上廣共生哲学講座 特任研究員/哲学コンサルタント。1991年生まれ、東京都出身。東京大学大学院教育学研究科博士課程修了。博士(教育学)。学術的な知見と、5000人以上に対する対話のファシリテーションの経験を融合させ、企業が課題解決や価値創造に取り組む活動を支援している。NECソリューションイノベータ株式会社、三井不動産株式会社、株式会社SBI新生銀行、株式会社LegalOn Technologiesをはじめとする多様な企業に対して、「哲学」と「対話」によって組織の潜在能力を最大限に引き出すコンサルティングを実施。株式会社ShiruBe(哲学クラウド)でコンサルタント/上席研究員を務め、株式会社電通と研修プログラムの共同開発をおこなうなど、活動の場を広げている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)