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どう進める?オーガニック給食 世界の動向と日本のこれから

農文協ブックレット 24

出版社名 農山漁村文化協会
出版年月 2025年6月
ISBNコード 978-4-540-25111-5
4-540-25111-2
税込価格 1,100円
頁数・縦 99P 21cm

商品内容

要旨

社会を変えるマスターキー。食料危機、気候変動、物価高騰、格差の拡大…、現代社会のさまざまな問題を解決しうる「親鍵」として、注目を浴びるオーガニック給食。どのようにして進めていけばよいのか、導入するうえで直面する課題を5つの問いにまとめ、ブラジル・アメリカ・韓国・フランスの先行事例から実現への道のりを示す。

目次

第1章 なぜ今、オーガニック給食なのか(社会問題の全身治療にむけて
公共調達が有機農業を広める鍵
日本でも広がり始めたオーガニック給食)
第2章 「よい食」と公共調達(「よい食」ってなに?
食の公正さを求める運動の展開
公共調達に「よい食」を導入するうえで直面する5つの問い
「よい食」の公共調達をめぐる2つの道)
第3章 公共調達をめぐる各国の取り組み―草の根運動で手にしたオーガニック給食―(ブラジル―学校給食の革命児―
アメリカ―反GMO・農薬運動が変えた学校給食
韓国―直営・国産・無償化で無農薬給食を小規模農家から
フランス―有機公共調達の義務化)
第4章 公共調達を親鍵に(「よい食」を公共調達するためには
「よい食」を公共調達するうえで直面する5つの問いへの答え
公共調達が社会を変える親鍵に)
オーガニック給食に取り組む市町村からの声(事例1 長野県松川町
事例2 茨城県常陸大宮市)
付録 全国オーガニック給食協議会とは―学校給食の有機化に向けて―

著者紹介

関根 佳恵 (セキネ カエ)  
愛知学院大学経済学部教授。1980年神奈川県生まれ、高知県育ち。京都大学大学院経済学研究科博士課程修了。博士(経済学)。フランス国立農学研究所研修員、立教大学助教、国連食糧農業機関(FAO)栄養・フードシステム局客員研究員などを経て現職。農業経済学、農と食の社会学、政治経済学を専門にしている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)