愛がぼろぼろ
| 出版社名 | 中央公論新社 |
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| 出版年月 | 2025年6月 |
| ISBNコード |
978-4-12-005923-0
(4-12-005923-5) |
| 税込価格 | 1,870円 |
| 頁数・縦 | 189P 20cm |
商品内容
| 要旨 |
僕が住む町の外れに、変わり者の太ったおじさんが住んでいる。僕がふざけて「ゴブリン」なんてあだ名を付けたせいで、学校では不審者扱いされるようになってしまった。悪いことをしたと思ってる。だってゴブリンだけなんだ。僕の頭を撫でてくれたのは。お母さんは小さい頃に家を出て行ったし、お父さんは毎日僕を殴るから―愛を与えられなかった少年が、自分だけの愛を見つけるまで。 |
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出版社・メーカーコメント
『クラスメイトの女子、全員好きでした』『死にたい夜にかぎって』の著者、初の小説。僕が住む町の外れに、変わり者の太ったおじさんが住んでいる。学校では不審者扱いされていて、僕もふざけて「ゴブリン」なんてあだ名をつけてしまった。悪いことをしたと思ってる。だってゴブリンだけなんだ。僕の頭を撫でてくれるのは。お母さんは家を出て行っちゃったし、お父さんは毎日僕を殴るから−−。少年と中年のくだらない日常が、心の傷の在処を教えてくれる。自らの過去を投影して描いた、悲しくも笑顔になれる、自分だけの愛を探す物語。