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語るパンダ 日本パンダ保護協会20周年誌

出版社名 朝日新聞出版
出版年月 2025年6月
ISBNコード 978-4-02-252057-9
4-02-252057-4
税込価格 2,750円
頁数・縦 407P 21cm

商品内容

要旨

パンダと自然保護。ともに歩んだ20年から生まれた、パンダとの関係を考えるレポート集。

目次

巻頭口絵 シャンシャンの中国だより(パンダへの思いの歴史―私たちはパンダをどのように見てきたのか 黒柳徹子(日本パンダ保護協会名誉会長))
1章 「アイドル」化するパンダ―シャンシャンという存在(シャンシャンの誕生秘話 渡部浩文(多摩動物公園長)
動物の見分け方からのパンダ考―個体識別から見えてくるもの 成島悦雄、はな、土居利光(日本パンダ保護協会) ほか)
2章 「研究」されるパンダ―ちょっと不思議な生き方(淘淘、故郷に帰る 張明春、黄炎、周世強、黄金燕(中国ジャイアントパンダ保護研究センター)
飼育下パンダの個体特性が野生復帰後の生存に及ぼす影響 周暁、曽昌霞、黄炎、黄金燕、周世強、張和民、李徳生(中国ジャイアントパンダ保護研究センター) ほか)
3章 「文化」に息づくパンダ―魅了するパンダか、空気のようなパンダか(パンダの居ない、パンダの美術史 清水眞澄(三井記念美術館館長)
ヒキュウか?バクか?中国文献に隠れたパンダを探す 荒木達雄(東京大学附属図書館アジア研究図書館上廣倫理財団寄付研究部門特任研究員) ほか)
4章 「社会」に根づくパンダ―パンダへの憧憬(パンダと「政治」の歴史と現在 家永真幸(東京女子大学教授)
秋田市とジャイアントパンダ 小松守(秋田市大森山動物園園長) ほか)

出版社・メーカーコメント

様々な分野のパンダ博士たちによる読み応えある専門的なリポート集。シャンシャン誕生の舞台裏や中国に旅立つ一日の詳細ルポなど、パンダファン必読の一冊です。巻頭のカラーページにはシャンシャンの写真も収録します。