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特攻

新装版

河出文庫 た22−5

出版社名 河出書房新社
出版年月 2025年6月
ISBNコード 978-4-309-42191-9
4-309-42191-1
税込価格 990円
頁数・縦 290P 15cm
シリーズ名 特攻

商品内容

要旨

起死回生の戦法が、なぜ「必死体当たりの特攻」でなければならなかったのか―。その始まりから、回天・震洋などのさまざまな特攻兵器、全戦果、「まことに遺憾であるが、しかしながら、よくやった」と言ったとされる天皇の言葉、成功の見込みがない戦法への痛切な意見まで、壮絶な全貌に迫る。

目次

序章 太平洋戦争と特攻(体当たり戦法としての特攻
開戦後、差が開き過ぎた日米航空戦力 ほか)
第1章 特攻の始まり フィリピン特攻―「占領地」を防衛せよ(大西瀧治郎と神風特別攻撃隊の誕生
そのとき、いかなる戦況だったのか ほか)
第2章 特攻はつづく アメリカ軍の沖縄上陸を阻止せよ(フィリピンから撤退した航空隊と、特攻戦士の養成
震洋特攻隊員、田英夫氏の場合 ほか)
第3章 特攻は終わらず 沖縄特攻―アメリカ艦船を撃破せよ(海軍の菊水作戦と陸軍の航空総攻撃
三〇〇機が出撃した四月六日の大特攻 ほか)
第4章 さまざまなる特攻 特攻兵器―回天・震洋・特潜・マルレ(「回天」の誕生
人間魚雷「回天」の特攻 ほか)

著者紹介

森山 康平 (モリヤマ コウヘイ)  
1942〜2024。『証言記録 三光作戦』『硫黄島・玉砕の記録』『図説 日中戦争』『図説 特攻』『図説 沖縄の戦い』など(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)