街の彼方の空遠く
| 出版社名 | 河出書房新社 |
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| 出版年月 | 2025年6月 |
| ISBNコード |
978-4-309-03971-8
(4-309-03971-5) |
| 税込価格 | 2,706円 |
| 頁数・縦 | 296P 19cm |
商品内容
| 要旨 |
山を街といいかえること。街は人々の置き土産、街はマージナル・エコー。「大丈夫、ただ顔を近づけてみてごらんなさい。彼らはあなたたちに語りかけてくれるから。ここにあるのはそんな民衆の詩なのです。そしてみんなの心で聴いて。この詩はこれからのあなたたちの宝物となるはずです。」―1994年、フロッピーディスクの読み込みエラーから始まる混乱、そして希望の物語。過去・現在・未来・パラレルを縦横無尽に往来し、イメージとしての故郷「吉祥寺」が立ち上がる。音楽、映画、小説、父との記憶…膨大な愛がサンプリングされ、レクイエムとなり、時空を超えて高らかに響き渡る。デビュー小説にして一大叙事詩。「吉祥寺」三部作誕生! |
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出版社・メーカーコメント
音楽、映画、小説、記憶、膨大な愛のサンプリング SF的青春私小説 吉祥寺を舞台にした壮大なデビュー作!山を街といいかえること。街は人々の置き土産、街はマージナル・エコー。いとうせいこう氏、中島京子氏、激賞!イカした音楽と引用の嵐を伴って、過去のJR中央線からあらゆる別宇宙へ。これこそ異種のコトバが飛来しまくるPOP文学のふるさとだ。──いとうせいこう 吉祥寺の愉快な面々と時空を駆けめぐる漣さん。1994年の大学生、戦前のバンドマン、ヘンテコな未来人、一頭の蛾も道連れ。詩(ことば)と音楽の奔流に圧倒されつつ、なんとなく人恋しくなる傑作小説。──中島京子*****「大丈夫、ただ顔を近づけてみてごらんなさい。彼らはあなたたちに語りかけてくれるから。ここにあるのはそんな民衆の詩(フォーク・ソング)なのです。そしてみんなの心で聴いて。この詩はこれからのあなたたちの宝物となるはずです。」──1994年、フロッピーディスクの読み込みエラーから始まる混乱、そして希望の物語。過去・現在・未来・パラレルを縦横無尽に往来し、イメージとしての故郷「吉祥寺」が立ち上がる。音楽、映画、小説、父との記憶……膨大な愛がサンプリングされ、レクイエムとなり、時空を超えて高らかに響き渡る。デビュー小説にして一大叙事詩。圧巻の「吉祥寺」三部作誕生!