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巣鴨プリズンから帰ってきた男たち A級戦犯たちの戦後史

出版社名 清談社Publico
出版年月 2025年7月
ISBNコード 978-4-909979-82-7
4-909979-82-4
税込価格 1,980円
頁数・縦 383P 19cm

商品内容

要旨

自民党、政治とカネ、原発、統一教会、競艇、ロッキード事件…この国の「闇」は、すべてここで生まれた。岸信介、正力松太郎、児玉誉士夫、笹川良一、鮎川義介…etc.膨大な史料をもとに描き出した、終戦直後の「政・財・官」裏面史。

目次

序章 敗戦まで
第一部 巣鴨プリズンへ入った男たち[一九四五年](東久迩宮内閣と第一次戦犯指名
幣原内閣と第二次戦犯指名
第三次・第四次戦犯指名)
第二部 巣鴨プリズンの内と外[一九四六〜四八年](公職追放と東京裁判開廷[一九四六年]
釈放される人びと[一九四七、四八年])
第三部 巣鴨大学 対 吉田学校[一九四九年〜](それぞれの再出発[一九四九年]
朝鮮戦争とテレビ[一九五〇年]
講和と追放解除[一九五一年]
テレビとモーターボートと第四次吉田内閣[一九五二年]
バカヤロー解散[一九五三年] ほか)
終章 後日譚

著者紹介

中川 右介 (ナカガワ ユウスケ)  
1960年東京都生まれ。早稲田大学第二文学部卒業。出版社勤務の後、アルファベータを設立し、代表取締役編集長として雑誌『クラシックジャーナル』、音楽家や文学者の評伝や写真集の編集・出版を手がける(2014年まで)。その一方で作家としても活躍。クラシック音楽への造詣の深さはもとより、歌舞伎、映画、歌謡曲、漫画などにも精通。膨大な資料から埋もれていた史実を掘り起こし、歴史に新しい光を当てる執筆スタイルで人気を博している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)