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ムーミンパパ海へいく

新版

講談社文庫 や16−25

出版社名 講談社
出版年月 2025年7月
ISBNコード 978-4-06-540185-9
4-06-540185-2
税込価格 803円
頁数・縦 362P 15cm
シリーズ名 ムーミンパパ海へいく

商品内容

要旨

平和なムーミン谷でやることがなく、手持ちぶさたのムーミンパパ。はるか彼方にある孤島に移住すると決め、ある夜、ムーミンママとムーミントロール、ちびのミイをつれて、ボートで海を渡ります。荒れ果てた岩だらけの島、鍵のかかった巨大な灯台。家族それぞれの秘密をとじこめ、ゆううつな空気がムーミン一家の上に漂いますが…。

出版社・メーカーコメント

この『ムーミンパパ海へいく(原題 PAPPAN OCH HAVET)』は、9冊ある小説ムーミンの7番めの物語です。ながく愛読されてきた児童向けのハードカバー版「ムーミン童話集」(1990年初版 全9巻)の改訂版「ムーミン全集[新版]」が2019年に刊行されました。(★★★内容を変更★★★)「おなべ」を「パンケーキ用フライパン」、「さかずき」を「カップ」、「レモン水」を「レモネード」にするなど、いまの言葉にあわせた、より読みやすいムーミンの物語になりました。講談社文庫では、1978年からムーミンの物語をご紹介してきました。2011年には読みやすい文字組の新装版となり、長くご愛読いただきましたが、本書は、2025年ムーミン誕生80周年記念として、2019年の改訂版のテキストにあらためた[新版]です。トーベの手になる美しい挿絵とともに、ムーミンの物語をお楽しみください。《収録》解説……小野寺百合子ムーミン谷の魅力 7『ムーミンパパ海へいく』変わるひと、変わらないひと……冨原 眞弓 *中学生以上漢字にふりがな

著者紹介

ヤンソン,トーベ (ヤンソン,トーベ)   Jansson,Tove
1914年8月9日‐2001年6月27日。画家・作家。彫刻家の父、挿絵画家の母のもとにヘルシンキで生まれ、幼い頃から画家を目指す。ヘルシンキ、ストックホルム、パリで絵を学び、政治風刺雑誌『ガルム』や児童書、新聞の挿絵等を精力的にこなした。ムーミン小説9作品は、戦争中、自分自身の安らぎのために執筆した『小さなトロールと大きな洪水』(1945)から始まった。1966年国際アンデルセン賞受賞、1976年プロ・フィンランディア勲章受章
小野寺 百合子 (オノデラ ユリコ)  
1906年‐1998年。東京生まれ。太平洋戦争中、陸軍武官の夫・小野寺信に伴いスウェーデンに長期滞在、和平のための諜報活動を手伝う。戦後、同国文学の翻訳を手がけた(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)