降魔の家に嫁に行く あやかし開化の音がして
集英社オレンジ文庫 あ11−1
出版社名 | 集英社 |
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出版年月 | 2025年7月 |
ISBNコード |
978-4-08-680641-1
(4-08-680641-X) |
税込価格 | 825円 |
頁数・縦 | 332P 15cm |
商品内容
要旨 |
文明開花に華やぐ都も、一歩路地裏に入れば貧困の吹き溜まり。没落武家の跡取り娘・四方津明子も上京したものの職探しは難航していた。ある日、明子は渡来した西洋のあやかし“洋怪”に襲われる。持ち前の武術で応戦すると、偶然居合わせた降魔師の等持院治尊から洋怪を取り締まる政府の機関、内務省妖務課にスカウトされた。おまけに治尊の妻と偽ることになり? |
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出版社・メーカーコメント
ハイカラ退魔帖×契約結婚初めての共同作業は洋怪退治!?文明開化に華やぐ都も、一歩路地裏に入れば貧困の吹き溜まり。没落武家の跡取り娘・四方津明子も職を求めて上京したものの、例に漏れず難航していた。そんなある日、明子は渡来した西洋のあやかし”洋怪”に襲われてしまう。持ち前の武術で応戦すると、偶然居合わせた降魔師である華族の等持院治尊から、政府の内務省に属する洋怪を取り締まる”妖務課”にスカウトされる。おまけに居候するため、治尊の妻と偽り…?「いいでしょう。結婚しましょう」 明子は決然として答えた。契りは契りでも、生きぬく糧を得るための契約なのだ。喜んで、受けて立ってみせる。いかなる艱難辛苦も、きっと乗り越えてみせよう。(本文より)武士の娘たるもの、結婚もあやかし退治もやると決めたら堂々と。明治の世に「洋怪」退魔の夫婦あり!