蜂蜜記者と珈琲騎士 ブリンディル王国事件録
角川文庫 あ125−2
出版社名 | KADOKAWA |
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出版年月 | 2025年7月 |
ISBNコード |
978-4-04-116436-5
(4-04-116436-2) |
税込価格 | 836円 |
頁数・縦 | 314P 15cm |
商品内容
要旨 |
鉄道事業に力を注ぐブリンディル王国。一人前の記者になるため新聞社で働く伯爵令嬢のミレニエは、何かと世間を騒がせる隣国の王女の取材に赴くことに。護衛の近衛騎士・カイルに怪しまれつつも、ミレニエは取材を重ね、王女の真の姿を知る。しかしそのさなか、王女を狙う不穏な陰謀に巻き込まれ、カイルと共に捜査をすることになり…。女性の活躍が困難な社会で奮闘する新米記者と、ある秘密を抱える近衛騎士の、仕事と恋の物語。 |
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出版社・メーカーコメント
鉄道事業に力を注ぐ技術先進国のブリンディル王国。伯爵令嬢のミレニエは、一人前の新聞記者になるという夢を叶えるためゴーディン新聞社で働いている。社長のダニエルから「1年以内に一面を飾る記事を書かなければ自分と結婚してもらう」と半ば脅しのように契約を結ばされ、迫る期限にミレニエは焦っていた。そんな中、隣国から王女ラナジュリアが来訪するという情報を耳にしたミレニエは、一面記事のチャンスをつかむため取材に向かう。そこで出会ったのは、騎士として彼女の護衛をつとめる、珈琲色の髪と瞳の美しい青年・カイルだった。彼に警戒されながらもなんとかラナジュリアへの取材を取り付けたミレニエは、「女狐」と称され偏見まみれの描かれ方をされてきたラナジュリアの真の姿を知っていくことに。しかし、ラナジュリアの周りでは、彼女を政治的に狙う不穏な陰謀の影がうずまき、いつしかミレニエは巻き込まれていき……。女性が仕事に就くことが難しい時代に、夢を叶えるため奮闘する、新米記者の恋と仕事の物語。