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新釈小泉八雲『怪談』

出版社名 東京創元社
出版年月 2025年7月
ISBNコード 978-4-488-02930-2
4-488-02930-2
税込価格 2,200円
頁数・縦 237P 19cm

商品内容

要旨

会社員の森下は、単独登山中に滑落死した同僚・能見香織の慰霊のため、上司と先輩の三人で雪山に赴く。山荘の主人から、「この山には遭遇した人間に〈問いかけ〉をする雪女の伝説がある」と聞かされた翌日…(白い吐息新釈「ゆきおんな」)。大勢の死者を出したツアーバスの事故から、奇跡的に生還した芳一。後遺症で視力を失うも、一躍脚光を浴びて…(午前零時の講演会 新釈「耳なし芳一」)。その他「ろくろ首」「水飴を買う女」「貉(のっぺらぼう)」と、有名作をモチーフにした全五編を収録。小泉八雲の代表作『怪談』刊行から約百二十年、妖しくおぞましい世界が令和に蘇る!

出版社・メーカーコメント

会社員の森下は、雪山で滑落死した同僚・能見香織の慰霊のため、上司や先輩と3人で登山に赴く。そこで山荘の主人から、「この山には遭遇した人間に〈問いかけ〉をする雪女の伝説がある」と聞き……(「ゆきおんな」)。大勢の死傷者を出したツアーバスの事故で、奇跡的に生還した芳一。後遺症で視力を失うも、一躍脚光を浴びて……(「耳なし芳一」)。その他「ろくろ首」「水飴を買う女」「貉(のっぺらぼう)」と、有名作をモチーフにした全5編を収録。小泉八雲の代表作『怪談』刊行から120年、令和に妖しくおぞましい世界が蘇る! 日本ホラー小説大賞受賞作家が新境地を切り開く、傑作ホラー短編集。

著者紹介

雪富 千晶紀 (ユキトミ チアキ)  
1978年愛知県生まれ。日本大学生物資源科学部卒。2014年、『死呪の島』(後に『死と呪いの島で、僕らは』として改題文庫化)で、第21回日本ホラー小説大賞〈大賞〉を受賞しデビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)