ゾンビ化する社会 生きづらい時代をサバイブする
出版社名 | KADOKAWA |
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出版年月 | 2025年7月 |
ISBNコード |
978-4-04-113377-4
(4-04-113377-7) |
税込価格 | 1,760円 |
頁数・縦 | 230P 19cm |
商品内容
要旨 |
わたしたちが生きている世界をメタ的に捉え直す行為を「ゾンビ」というものを通しておこなってみる。生きづらさが蔓延する現代社会を少しでも軽やかにサバイブするために―。専門の異なる研究者2人が語り合うごとに喜びを感じた知的遊戯。ゾンビとは社会を映す鏡である。自分を殺す前に他人を食え!? |
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目次 |
第1章 「ゾンビ学」ってなんですか? 恐怖エンタメに人間が託すもの(世界で愛される「ゾンビ」コンテンツ |
出版社・メーカーコメント
脳科学者である中野信子とメディア・コンテンツの研究者ながらVtuber「ゾンビ先生」としても活躍する岡本健がゾンビというフィルターを通して社会を捉え直した1冊。中野信子「岡本先生とのセッションはとにかく毎回楽しくて、議論が発散して思考が拡がっていく喜びを味わいました。制限を受けずに知的遊びができる方に出会うことのできる機会はなかなかありません。対談が終わってしまうのは、なんだかさみしく感じられたものでした。きっとわたしは、あとで本書を何度も読み返して、『あんなことも話したかった、こんなことも話せばよかった』と思うでしょう」岡本健「中野信子先生とお話をした後は、いつも頭がアツくなります。今回、ゾンビをテーマにして、本当に自由におしゃべりしました。事前に簡単なキーワードを設定してはいましたが、あっちへ寄り道し、こっちへ吹っ飛びながら、学術的厳密性やコンテンツの詳細な分析はやや横に置いて、とにかく楽しいキャッチボールを楽しみました。対談は三回にわけて行われたのですが、毎回話題がどこに転がるかわからないスリリングな時間であるとともに、『どっちに転がっても面白くなる』という安心感がそこにはありました」【目次】はじめに 中野信子第1章 「ゾンビ学」ってなんですか? 〜恐怖エンタメに人間が託すもの〜第2章 階層はなぜ生まれてしまうのですか? 〜わたしたちはゾンビになりたいのかもしれない〜第3章 死にたくなるほどツライ現代をサバイブする 〜終わりなき日常を乗りこなす〜おわりに 岡本健