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ミーのいない朝 愛する猫との二十年

新装版

河出文庫 い9−4

出版社名 河出書房新社
出版年月 2025年8月
ISBNコード 978-4-309-42208-4
4-309-42208-X
税込価格 880円
頁数・縦 219P 15cm
シリーズ名 ミーのいない朝

商品内容

要旨

ミー、さようなら。二十年間ありがとう。父が死んだときも、夫と別れたときも、私はこんなに泣きはしなかった―。フランス、イギリス、アメリカ、イタリア他、世界各国でベストセラー!愛猫ミーとの出逢いと別れを通し、深い絆を描く感涙のエッセイ。巻末にミーを喪った後のことを綴った「燃え上がる猫」を収録。

目次

第一章 風の中の子猫(最初の場所
記憶の中の猫
猫の名前
ニセアカシアの花の下で)
第二章 別れの予感(引っ越し
ミーの恋人
ほろびの音
武蔵野の夜
林よ、さよなら)
第三章 新しい出発(海と夜景と
夏すぎて秋
ミーの失踪
Nさんとハナと)
第四章 たそがれに向かって(尿にまみれて
ペットシッター
手の効用
変貌する町
冬の旅)
第五章 ミーは光の中に(夏―最期の夜
嵐が通りすぎていった)
巻末エッセイ 燃え上がる猫―『ミーのいない朝』その後

著者紹介

稲葉 真弓 (イナバ マユミ)  
1950年、愛知県生まれ。92年『エンドレス・ワルツ』で女流文学賞、95年『声の娼婦』で平林たい子文学賞、2008年「海松」で川端康成文学賞、11年『半島へ』で谷崎潤一郎賞他、数々の文学賞を受賞。2014年8月、逝去(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)