日本・現代・美術
ちくま学芸文庫 サ14−2
出版社名 | 筑摩書房 |
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出版年月 | 2025年8月 |
ISBNコード |
978-4-480-51315-1
(4-480-51315-9) |
税込価格 | 1,870円 |
頁数・縦 | 481,11P 図版16P 15cm |
商品内容
要旨 |
前近代的な土着性をはらんだ「日本の前衛」、〈つくらないこと〉の呪縛としての「もの派」、岡本太郎の「爆発」、赤瀬川原平の紙幣「模造」、読売アンデパンダン、森村泰昌、村上隆、会田誠…。世界史から切り離され、忘却と堂々めぐりを繰り返す「閉じられた円環」である「悪い場所」日本において、美術の歴史は成立しているのか?1945年=敗戦以降の美術の動向と批評の堆積を遡行し、歴史的・政治的なコンテクストに位置づける。戦後日本の精神を浮き彫りにし高く評価された、卓越した日本文化論にして著者の主著! |
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目次 |
第一章 閉じられた「円環の彼方」は? |
出版社・メーカーコメント
様々な価値が解体した敗戦から始まった日本の美術の動向を現代から照射し、政治的・歴史的なコンテクストに位置づける著者の主著。解説 安藤礼二