商品内容
要旨 |
ネオ監視国家の最暗部に、スマホひとつで乗り込んだルポライターの笑えない末路。あの名著から40年、中国の現実はSFを凌駕。 |
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目次 |
第一章 一一〇番したら五四秒で警察はやってくる―ウルムチ |
要旨 |
ネオ監視国家の最暗部に、スマホひとつで乗り込んだルポライターの笑えない末路。あの名著から40年、中国の現実はSFを凌駕。 |
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目次 |
第一章 一一〇番したら五四秒で警察はやってくる―ウルムチ |
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一九八四+四〇ウイグル潜行
西谷格/著
小学館
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BK
出版社・メーカーコメント
潜入ライター、AI監視ウイグルに迷い込む すべての行動が監視され、住民の疑心暗鬼に満ちたネオ監視国家。筆者はその最暗部にスマホ一つで乗り込んだ。 〈上海や北京を中国の表玄関とするなら、新疆ウイグルは裏のお勝手口のような場所だ。外国人の数は非常に少なく、外部の目に触れることはほとんど想定されていない。だからこそ、中国の本当の姿が見えるのではないかという期待があった〉(まえがき) イスラム教を信仰するウイグル人とのさりげない会話には緊張感がただよう。宗教に話を向けると、コーランはすべて燃やしたと声をひそめる。当局の”再教育”を受けた男たちは、現在は無気力に地べたに寝そべっていた。言語も文化も破壊し尽くされた地に希望の光を探すが、筆者にも当局の影は近づいていた……。 ジョージ・オーウェルが『一九八四年』で予言した世界から40年??それを凌駕する不条理世界に迷い込んだ筆者による決死のルポルタージュ! 【編集担当からのおすすめ情報】 ひたすらウイグルの現実を見つめた著者の姿勢は、”反中”でも”親中”でもありません。ラストまで読めば、これが世界の果てで起こっている遠い話ではなく、私たちの足元にも迫る問題であることに思い至るでしょう。超大国・中国に留まらず、私たちが依拠する西欧の限界や矛盾をも照らし出す、迫真のノンフィクションです。