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言葉のトランジット

出版社名 講談社
出版年月 2025年8月
ISBNコード 978-4-06-540426-3
4-06-540426-6
税込価格 1,650円
頁数・縦 182P 19cm

商品内容

要旨

言葉と世界は、再発見に満ちている。旅に出かけ、見えてきた景色。2つのレンズを使って英語と日本語の間を行き来する芥川賞候補作家の初エッセイ集。

目次

天文学の旅
AIの言葉
乗り継ぎ
俺を使わない僕
ダナンの旅
父のカメラ
新年の抱負と、その先に待つ失敗

東京のメイソンジャー
言葉の出島
スタックメモリ
文学散策
大陸の果て
小浜へ
マイジャパン症候群
邪魔する文化論
音読
フットボール・シーズン
ドメスティックBGM
ネタ集め
Because Plants Die
読書遍歴
荷造り
再び旅館へ

出版社・メーカーコメント

第173回芥川賞にノミネートされた話題の著者による、言語と国、文化をめぐる待望のエッセイ集。「言葉」のパスポートを持って、「ユーモア」をトランクに詰めて、旅に出かけた先で著者が発見した宝物。

著者紹介

ケズナジャット,グレゴリー (ケズナジャット,グレゴリー)   Khezrnejat,Gregory
1984年、アメリカ合衆国サウスカロライナ州グリーンビル市生まれ。2007年、クレムソン大学を卒業ののち、外国語指導助手として来日。2017年、同志社大学大学院文学研究科国文学専攻博士後期課程修了。現在は法政大学グローバル教養学部にて准教授。2021年、「鴨川ランナー」にて第二回京都文学賞を満場一致で受賞し、デビュー。同年、受賞作を収録した『鴨川ランナー』を刊行。2023年、「開墾地」で第168回芥川賞の候補、同年『開墾地』を刊行。2023年、第9回早稲田大学坪内逍遙大賞奨励賞を受賞。「トラジェクトリー」で第173回芥川賞候補になる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)