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学校では教えてくれないシェイクスピア 「名作」と友達になる

出版社名 朝日出版社
出版年月 2025年9月
ISBNコード 978-4-255-01372-5
4-255-01372-1
税込価格 2,090円
頁数・縦 406P 19cm

商品内容

要旨

芋づる式に面白いことが出てきて、自分の世界が勝手に広げられてしまう。そんな突破口の見つけ方、突っ込み方を教えます!男子高校生と不真面目な批評家が、楽しく遠慮なくシェイクスピアに迫る。

目次

第一幕(生涯 シェイクスピアは学のない劇作家だった?
作品 暴力的で下ネタ満載。良い人か悪い人かもわからない)
第二幕(登場人物から作品を知る 十代の男の子が演じた女性登場人物たち
英語 リズムの乱れは心の乱れ!
『ロミオ+ジュリエット』を見る うっかりミスや手違いで、若者たちが非業の死を遂げるのはなぜ?)
第三幕(戯曲は設計図 頭の中に演出家を住まわせてみよう
舞台 大砲で火事に!現在とは大違いのステージ)
第四幕(『オセロー』を人種とジェンダーから読む 妻が本当に不倫していたら、オセローは何をするべき?
映画『O』を見る 舞台は二〇〇〇年頃のアメリカの高校。現代化する時の面白さと難しさ
批評とは 褒めるのもけなすのも証拠を挙げて)
第五幕(批評の講評 書きたいことを書けない時は
出版と読者 一冊一〇億円、ファースト・フォリオを探せ!
観客 シェイクスピアを未来に残していくのは私たちだ)

著者紹介

北村 紗衣 (キタムラ サエ)  
1983年、北海道士別市生まれ。武蔵大学人文学部英語英米文化学科教授。東京大学の表象文化論にて学士号・修士号を取得後、2013年にキングズ・カレッジ・ロンドンにて博士号取得。専門はシェイクスピア、フェミニスト批評、舞台芸術史。ウィキペディアンとしても活動する(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)