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きれいはいまもゆれている 外見・身体・アイデンティティの交差点

出版社名 晃洋書房
出版年月 2025年9月
ISBNコード 978-4-7710-3979-7
4-7710-3979-8
税込価格 3,190円
頁数・縦 235P 19cm

商品内容

要旨

整形し、メイクし、脱毛し、アンチエイジング治療を受ける。ヴァーチャル空間やSNSで理想形に加工した自分像を作り出す。なぜこれほどに「美しくなること」を追求するのか。現代社会における美容実践を通して、その奥にある社会力学を捉える。

目次

1 美容実践を考えるためのフェミニズム・ジェンダー論―美容実践はどのように論じられてきたか
2 ルッキズムが持つ多様性―私たちはルッキズムという言葉で何を問題にしているのか
3 アンチエイジングという美容実践―治療をめぐる論争
4 美容職女性は自らの「美」の実践/提供をいかに捉えるのか―新自由主義における「美」の規範を補助線として
5 男性の美容整形
6 美しい軍人のつくられ方―義務兵役と韓国男性の美容実践

著者紹介

谷本 奈穂 (タニモト ナホ)  
大阪大学人間科学研究科博士後期課程修了、博士(人間科学)。現在、関西大学総合情報学部教授。専門分野:文化社会学
飯塚 理恵 (イイヅカ リエ)  
The University of Edinburgh,PhD(Philosophy).現在、広島大学共創科学基盤センター特任助教。専門分野:哲学・倫理学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)